したたかに生きる6
前回、SNSに投稿するキラキラ族に憧れるーという話しをしましたが、私からみたキラキラ族の一人が、離婚してシンママになると報告がありました。
安定した職業の旦那は協力的で、可愛い子供も生まれ、順風満帆に見えた(少なくともSNS上では)家族だったので、ショックもあり、無理してたんだね、と同情もあり。
なんとも複雑な気分です。
そんな夜にお送りする、シリーズ6回目。
ズバリ、私が理想とするしたたかな女像について。
今私が憧れている女性は、十中八九、男でイタイ目にあっている人です。
もっというと、それをいい感じに昇華して、いい感じに人間関係に生かしている人、です。
どういうことか。例えば・・・
・いいところに住んで子供も優秀。
端からみたらキラキラ家庭だが、家庭崩壊している家の妻。
でも、そこからたくさんの辛抱と苦労で乗り越えて、今や旦那さんを許し、籍はのこしつつ今は自分の好きなことや人とびのびと楽しんでいる女性。
・子供が欲しい年下の旦那さん&その家族と意見があわず、我慢に我慢をしてきたが、糸がプツリと切れたある日えいやと別れて、今は好きなことをしながらしなやかに生きている女性。
・元旦那との離婚でモメにモメたが、話し合いを重ね最後には和解し、養育費等きちんと彼女の希望条件に沿った形で手に入れ子供と暮らしている女性。
それぞれ状況は違えど共通していることが「対人間関係において、とても戦略的」ということ。
・相手はどうすれば自分の要件を飲んでくれるんだろう
・相手はどうすれば納得してくれるだろう
・相手はどうすれば、動くだろう
相手が強敵だっただけに、考えに考え抜いたそのプロセスこそが、その先の人生に生きている。そんな感じでしょうか。
一方私は、だれかと話すとき、自分の思ったことや感想そのままを伝えてしまう。
まだまだそれじゃぁ、したたかな女にはなれないな、と思う。
・自分が何を望むかを明確にする・・・P
・自分の望む姿を実現するため、相手にどうなって欲しいかを想像する・・・P
・想像した相手になってもらう為には、自分がどのように振る舞ったり、発言したりすれば良いかを考える・・・D
・実行してみて、振り返る・・・CA
・だめなら新たな手段を考える・・・P
まさに、人間関係のPDCAを回すことが、したたかな女になる方法ではないでしょうか。
受動的では幸せになることが難しくなったこの時代。
自分がなりたい姿を想像し、能動的に、自分にとって大切なキーパーソンを動かしていくことが、今の時代をうまく生きていくコツなのかもしれません。
したたかになれるよう、今後とも訓練を重ねて参ります。