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したたかに生きる15

今日はKPT(けぷと)の話し。
けぷと、って響き、なんか可愛いですね。
新発見された生き物みたい。

KPTとは? 「Keep・Problem・Try」の3つからなるフレームワーク

元を探ればもっと奥深いもですが、ざっくりいうと、KPTは振り返りの手法です。

K:keep = 良かったこと(今後も続けること)
P:problem= 悪かったこと(今後はやめること)
T:try = 次に挑戦すること

がっつりPDCAのPをしっかり練った(PDCAをする大前提についてもがっつり考え抜いた)上で、Dを実行してみて、Cをするときに使うツール、というイメージ。

例えば・・・

目的:3キロ痩せたい
(なぜ?=好きな人に振り向いて欲しい)

3キロ痩せるためのPDCA
P=毎日ジョギングを1hする、毎日体重を測って記録する
D=Pを1週間実行
C=KPTで確認
 K:毎朝1時間早く起きてとりあえず外に出た、体重を毎日測った
 P:1時間体力が持たず30分くらいが限界だった
  体重を測る時間がバラバラだったので、ばらつきがあった
 T:ジョギングの時間は40分を目標にする
   毎日ジョギングから帰った後体重を測る

もっとたくさんあると思います。
これを、KPTそれぞれ付箋に書きだして区分していくそうです。
スパンは3日〜7日が適当。

考えてみると、PDCAのCがうまくできないことってたくさんあると思います。
先のダイエットの例も、目的があって、Pを練ってDを実行してみても、KPTを用いたCをきちんとしないから3日坊主で諦めてしまったり、
受験勉強も、1日○時間勉強する!とPを立てDをしてみても、KPTを用いたCをしないとなんとなくできない自分を攻めるだけだったり(今日もできなかったぜぃ・・・)

んー、これをもっと早く知っていたら、私の人生ちょっとちがったのかもしれません・・・無念。
悔いても過去には戻れないので、明日から生まれ変わった気持ちで行きます。
人生に立ち向かう武器を手に入れたみたいで、ちょっと嬉しい。(単純)

何はともあれ、目標を立てることと同じくらい、実行して振り返りをすること(できなかったことを攻めずに客観的に評価する)は、大切なことです。

そしてこれを、パートナーとのコミュニケーションに活用できるかもしれません。
相手は変わらないということは前提にですが、とはいえ、色々求めてしまうものです。

・もっと家事をしてほしい
・もっと育児をしてほしい
・もっと稼いでほしい
・もっと愛情を表現してほしい

色々あると思いますが、そのときの感情だけで相手を責めるのでは、したたかな人とはいえません。
戦略的に相手に変わってもらう方法を、KPTを用いてゲームみたいに考えてみると面白いかもしれない、と思ったのでした。

相手になんでもかんでも感謝しよう、いいところを見よう、今の状況を幸せだと思おう、というのは、自己肯定感の低い人が真に受けると「感謝のできない自分はダメなやつ」と、曲がった評価をしてしまうと感じます。

そういう人は、プツンと糸が切れて突然相手と別れるという行動にでる。
とにかく極端。(←過去の私。)

相手にリクエスをすることは全然悪いことじゃないし、もっと自由に主張していい。
でも、そのやり方は十分戦略的にできるよね。
そうやって相手を変えることを試してみてだめなら、それから別れを検討しても遅くない。

さて、私のパートナーに次は何をしてもらおうかな。
一緒に、したたかになっていきましょう。

・・・続く


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