空の色は無限大
たびたび空を見る。
雲ひとつない青空。
突き抜けた様な晴れ。
スカッとする快晴。
空の例えは、無限にある。
確かに晴れの日は、
気持ちも晴れやかになる。
だが、
その一方で冬の雲が多い日にも惹かれる。
それが、
寂寥感のある空だ。
せきりょうかん、は最初読めなかった。
小学生だか中学生の
国語の教科書で知った言葉。
魯迅の『阿Q正伝』だったか。
ずっと心に残っているし、
冬の空にはぴったりだ。
それと、
利休鼠の空。
北原白秋作詞、梁田貞作曲
『城ヶ島の雨』には、
利休鼠(りきゅうねずみ)の雨が降る、
とある。
これもわたしの心に残っている。
色見本でこの色をまだ見ていないので、
次の機会に見てみるとしよう。