檜原村、あきる野市への小旅行
みなさんこんにちは。
hisa__penです。
少し前の猛暑が嘘のように、外は涼しく、心地よい風が吹いています。
気づかないうちに、夏は終わってしまったみたいです。
あっという間だったとは思いませんが、終わる時には終わるよって言ってくれないと、少し驚いてしまいます。
そんな夏の終わり、秋の始まりに、東京都の檜原村と、あきる野市へ小旅行に行ってまいりました。
上のリンクからgoogle mapに飛んでいただければ、私たちが行った場所、道のりがわかるようになっているはずです。
檜原村に行こうと思ったきっかけ
私は自然が好きなのですが、ふと、山登りに行きたいと思いました。
東京での山登りというと、私が知っていたのは高尾山くらいでした。
高尾山に登る予定で、ついでに旅館にも泊まりたいなと思ったので、近くの旅館を探しましたが、なかなか手頃な値段で空いているところがありませんでした。
そんな中、一人15,000円で朝夕食付きの旅館が電話予約を受け付けていました。
電話してみると、なんと、空いているではありませんか。
それが「観光旅館 本陣」です。所在地は東京都あきる野市です。
旅館の周辺を地図で見てみると、旅館のすぐ西に檜原村がありました。
私はもともと東京出身ではなく、檜原村という村が東京にあることも知りませんでした。
調べてみれば、東京唯一の村だそうで。
そんなの行ってみたくなるに決まっています。
自然に溢れていて、滝がたくさんある場所でした。
調べていくうちに檜原村に惹かれていき、旅行の目的が山登りから檜原村観光にシフトしていきました。
檜原村観光協会のHPを見ていたのですが、しっかり作りこまれていて、見やすいし分かりやすいです。
1日目前半:檜原村観光協会〜古民家カフェ晴ノ舎
1日目はまず、檜原村観光協会へ行きました。
東京方面から村に入ってすぐのところにありました。
中に入ると、木の良い匂いがしました。
檜原村に関するチラシやパンフレットが並べてありました。
お土産品も少し置いてありました。
優しいスタッフさんが、「お手伝いすることはありますか?」と声をかけてくださいました。
何か言わなきゃと思って、「ここって観光協会であってますか?」とマヌケな質問をしてしまったのが恥ずかしいです。笑
ここで改めて檜原村のみどころを把握して、次はお昼ご飯を食べに「古民家カフェ 晴ノ舎」に向かいました。
向かう途中、路肩に停まっていた車に接触するという事故を起こしてしまい、警察も呼んで大変なことになってしまいました。
ですが警察の方も向こうの車の方もとても優しくしてくださり、村の人々の温かみを感じました。
運転していたのは私の彼氏でしたが、お相手の車の方に「喧嘩しないでね。楽しんで行ってね」と言っていただきました。
今回の旅は時間にゆとりがあったので良かったですが、事故を起こしてしまうと想定外の時間と気力とお金を使ってしまうことになります。
事故にはくれぐれも気をつけましょう。
そして無事に、カフェに到着しました。
本物の古民家を使用したカフェで、とても広々としていました。座席はソファやチェア、囲炉裏のそばなど様々で、好きなところに座れます。6組くらいは入れると思います。
アクセサリーや小物、お土産も売ってあって、見るだけでも楽しかったです。
お昼はランチセットが1種類でした。どれもとても美味しかったし、身体に良さそうなメニューでした。
まったりとした、幸せ空間でした。
1日目後半:檜原都民の森〜やまぶき屋〜観光旅館 本陣
素敵なカフェで腹ごしらえをした後は、檜原都民の森へ向かいました。
ここは、東京都環境局が設置する都民の森のひとつで、いくつものハイキング・登山コースがあります。
檜原村の山には滝が多いので、ほとんどのコースで滝を見ることができます。
コースの始点と終点は森林館という建物で、ここでは休憩したり、ご飯を食べたり、森の生き物についての展示を見て学習することができます。
熊に注意と呼びかけられていて、ハイキングする人も、熊よけの鈴をつけていました。
森林館で貸し出しもおこなっているみたいです。
最初に森林館に寄り、森の中にどんな生き物たちがいるかを見てきました。何か動物に会えたらいいな、と思っていましたが、あまり奥まで行かなかったというのもあって、見つけることはできませんでした。
私は当日、あまり体力がなかったので、「大滝の路」という森林セラピーロードを通って三頭大滝という滝を見て、森林館に戻りました。
ちなみにこの「大滝の路」は、都内で初めて森林セラピーロードに認定されたそうです。森林セラピーは、森林浴の進化版のようなもので、森林の中にいることでリフレッシュすることだそうです。
今度行く時は、しっかり装備も整えて、時間をかけて登山してみたいです。
都民の森で自然をいっぱいに浴び、癒された後は、「やまぶき屋」というお土産屋さんに行きました。
ジャガイモが有名なようで、ジャガイモに関する商品が色々ありました。
ジャガイモ焼酎もありましたが、私はあまりお酒が飲めないので、ジャガイモアイスを買いました。
ジャガイモアイスの中には、本当にジャガイモが入っていて、驚きでした。
茹でて潰したジャガイモを凍らせて食べているくらいのジャガイモっぷりでした。
お土産を買った後は、いよいよ旅館に向かいます。
「観光旅館 本陣」で、入り口には宿泊客の苗字が木の板に一枚ずつ書いてありました。
私たちが泊まった時には、5組の宿泊客がいたようです。
18時から夕食で、17時過ぎくらいに到着しました。
部屋まで案内してもらい、しばらくゆっくりしていると、18時に部屋の電話が鳴り、「ご夕食の準備ができました」とのこと。
会場に行くと、それぞれの机の間には衝立の仕切りがあり、豪華な夕食が机の上に並んでいました。
大浴場は超軟水を使用していて、24時間入浴可能です。
私は21時ごろに入りましたが、他にお客さんはおらず、一人でゆっくりと満喫できました。
こぢんまりとした浴場ですが、それがめちゃくちゃ良い…!
とてもリラックスできました。
2日目前半:観光旅館 本陣〜払沢の滝〜神戸岩
次の日の朝も、早く起きれたので、6時くらいに浴場に行きました。その時もお客さんはおらず、一人でゆったりと、最高の朝を迎えられました。
朝の8時になると、また部屋の電話がかかってきて、朝食会場へ。
朝は湯豆腐…!最高すぎます。朝も豪華です。
最高の旅館でした。また行きたいです。
2日目はまず、檜原村に入ったすぐのところにある「払沢の滝(ほっさわのたき)」に行きました。
滝はすごい迫力でした。水もすごく綺麗で、心の中まで洗われた気がしました。
駐車場から滝まで歩く道にはカフェもありました。
私はそこで、いちごみるくタピオカを飲みました。
払沢の滝を後にしてからは、車で10分ほどのところにある「神戸岩(かのといわ)」に行きました。
ここはパワースポットとしても有名です。
なんの前知識もなく行ったのですが、駐車場に車を停めた後に看板を見ると、「渓谷歩き」コースへ案内されます。
川の方へ階段を降りていくと、小さな崖のところに、ハシゴがついていました。
「ここ登っていいのか…?」
と思いながら登ると、その先にも道が続いていました。
岩肌に鎖がついていて、それを手すりがわりに進んでいくのですが、なかなかスリルがありました。
でも、そこを進んでこそ、岩と岩の隙間から光が差し込む幻想的な光景を見ることができます。
2日目後半:山びこ食堂〜深沢小さな美術館〜pignic farm&cafe
払沢の滝と神戸岩で心のエネルギーをチャージした後は、身体のエネルギーをチャージしに、お昼ご飯を食べに「山びこ食堂」へ。
私はカレーラーメンを、彼氏はカツ煮定食を食べました。
地元の定食屋さんのような安心感がありました。
お店の入り口に「ご自由にお持ちください」と、ゴーヤが入ったカゴが置いてありました。
私はスルーしていたのですが、彼氏がどうしてももらいたそうにしていたので、一つだけもらって帰ることにしました。
(後日、ゴーヤチャンプルーを作ってあげました)
ご飯を食べた後は、あきる野市の山奥にある「深沢小さな美術館」へ。
ここでは、彫刻家の友永詔三さんの作品が展示されています。
名前の通り小さな美術館で、外観も内観もすごく素敵で、ジブリの世界に迷い込んだかのようでした。
山の奥にあるというのもあり、お客さんもいないかなと思っていましたが、意外と4組くらいお客さんがいて、一人だけのスタッフさんは少し忙しそうでした。
お店の奥には小さなカフェがあって、紅茶かコーヒーが飲めます。
可愛いスイートポテトもついてきました。
美術館に行った後は、まだ時間があったので、近くのブタカフェに行くことにしました。
pignic farm&cafe というところです。代々木や横浜にもあるようです。
マイクロブタという小さな豚が屋内と屋外で飼われていました。
飲み物やスイーツもあり、飲み物はワンオーダー制なのですが、正直飲み物を飲んだりスイーツを食べる余裕はありませんでした(笑)
というのも、屋内に行って、足を伸ばしてブランケットをかけると、すぐにブタちゃんたちが足の上に乗ってきて、眠り始めるからです。
めちゃくちゃ可愛いのですが、1、2匹ではなく、4匹も5匹も乗ってくるので、なかなか体勢がキツかったです(笑)
ブタがこんなに人懐っこいとは知りませんでした。
わざわざ人間の膝の上に乗ってきて寝るなんて、可愛すぎます。
将来、猫ちゃんだけでなくマイクロブタちゃんも飼うのもいいな、と思いました。
お客さんが私たち以外にいないという時間があったのですが、その時はブタちゃんたちがみんなこっちに集まってくるので、てんやわんやでした。
代々木や横浜のブタカフェはどうかわかりませんが、そんなにお客さんが多くなく、ゆっくりとブタちゃんと触れ合うことができました。
マイクロブタを本気で飼いたいと思っている人に向けては、ブタの飼い方の説明などもされていました。
可愛いブタちゃんに癒されて、無事に今回の旅は終わりました。
自然をいっぱい浴びて、美味しい食べ物を食べて、最高でした。
3連休の真っ最中だったのに観光客がそんなに多くなかったのも、グッドポイントでした。
紅葉の季節になると、また人が多くなるのかもしれませんが。
関東にお住まいの方であれば、すぐに行ける距離だと思うので、ぜひ次の旅行先に檜原村・あきる野市・奥多摩あたりはいかがでしょうか🌟
都会の喧騒から離れて、緑の中で心身ともに癒されること間違いなしです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。