私が会食恐怖症になった理由
こんにちは、ひさかたの です。
会食恐怖症当事者の経験から、
克服に向けての情報を発信しています📝
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今回は《私が会食恐怖症になった理由》についてお話ししていきます
会食恐怖症と一口に言っても経緯や症状は人によりさまざまです
会食恐怖症のきっかけになったその日、
性格・環境・その日の体調や気分の調子がたまたま噛み合ってしまったことで1人では抱えられない大きなトラウマを生んでしまいました。私のお話で「私と同じだ」「こんな人もいるんだ」を共有できたらと思います。
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⚠︎
トラウマのきっかけになるシーンが描写されています。共感力が強い方・気持ちが優れない方は無理をしすぎず…目次: それから の閲覧をおすすめします。
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__私は中学2年生の修学旅行をきっかけに人とご飯を食べることが怖くなりました
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楽しい修学旅行
14歳。当時中学2年生だった私は修学旅行が楽しみで仕方がありませんでした。人生で初めての沖縄。綺麗なものも美味しいものもたくさんあるので友達と何をしようか楽しみにしていました。2泊3日のスケジュールはホテルで1泊、2日目は離島まで移動し民宿。3日目に国際通りで自由時間を過ごしても良いことになっていて、その自由散策の計画を立てるだけで心が躍っていたのです。
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1日目
楽しい修学旅行のはずでしたが、沖縄に向かうための飛行機で気分が悪くなってしまいました。校外学習のバスでよくあることだったので三半規管が弱いことは自覚していました。しかし、今回実は初めての飛行機。乗り物酔いは予想していなかったのです。といっても修学旅行。若干の体調不良が残ったままでしたが、現地に到着すると楽しい気持ちの方が大きくなっていました。楽しんだ後の夜、「明日は体調良くなっているといいな」そう思いながら眠りについたんだと思います。
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2日目
願いは叶わず、体調不良を引きずったまま船で離島まで移動します。大きな船だから揺れないよと聞いていましたが、それでもユラユラと揺れる船は心地よさに反して私の具合をさらに悪くしてしまいます。やっとの思いで離島に到着すると事前に決めてあった班ごとに分かれます。その後はそれぞれの民家でお昼ご飯を食べることになっていました。
民宿の方が用意してくれていたご飯はゴーヤチャンプルー。修学旅行前に楽しみにしていた沖縄の郷土料理です。しかし連日の乗り物酔いで体調が悪い私は、食べたい気持ちが湧いてきません。
ありがたいことにご飯の量は自分で決めて良いことになっていました。体調不良と用意してくれたご飯。少なすぎると失礼かな、でも食べられそうな量を、と若干少なめにご飯をよそいました。すると、
「少ない!もっと食べなきゃ!」
__ご飯の少なさから民宿の方に言われます
「た、体調が悪くてたくさんは食べられないです」と答えると、
「ご飯を食べれば元気になるから食べなさい」と押し切られてしまい、目の前には食べきれそうにないゴーヤチャンプルー定食が完成していました。
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私が会食恐怖症になった理由
完食を試みてみるも乗り物酔いで気持ち悪くなっている私に食べ切ること困難でした。
出してもらったものは食べなきゃいけない!という気持ちに反して身体はいうことを聞いてくれません。口に食べ物を運ぶたびに喉がぎゅっと詰まり吐き気が込み上げてきます。残してしまうかもしれない、吐いてしまうかもしれないという不安がお腹の辺りをぐるぐると渦巻きます。
「食べられない」と声をかけて謝ろうか、しかし相手の気分を気にしすぎていた私は自己主張が苦手でした。いいや、食べる前に主張するべきだろう、食べなくちゃ。
頭と身体がぐちゃぐちゃになって悶々とし、じわりと冷や汗を感じます。
結局最後まで食べ切ることはできませんでした。
「せっかく作ったのに」「もったいない」と皆んなの前で注意され、申し訳なくて居た堪れなかったことを覚えています。悲しい空間から皆んなの視線がツンと刺さり、「食べ物を残してしまった」「嫌な想いをさせてしまった」 と罪悪感に押しつぶされそうでした。その後の食事も完食することができず、その度に申し訳なさと惨めな気持ちに飲み込まれました。
なんだか泣きたかった。申し訳なかった、体調が悪くてどうしようもなかった、言えなかった、自分が情けなかった…。
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3日目からのことはあまり覚えていません。
修学旅行から家に帰った時には家族とご飯を食べることにも不安を感じ、楽しい食事が私の中から消えてしまいました。
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それから
私は食事を残して申し訳なくなった気持ちから、悪いことをしてしまったと罪悪感を感じてしまいました。修学旅行以降、食事をすることにプレッシャーを感じてしまいます。
「また全部食べられなくて不快な気持ちにさせたらどうしよう」
「ご飯を残すという悪い行為をしたらどうしよう」
■人に迷惑をかけてはいけない
■出されたご飯は全部たべなくちゃいけない
という思考が裏目に出て「自分はダメなんだ」と自己否定に走ってしまったのです。
食事に対しての不安は友人関係・学校・仕事・恋愛・将来まで侵食し、交流の場・食の楽しみを奪っていきました。
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まとめ
《私が会食恐怖症になった理由》
いかががだったでしょうか
「会食恐怖症」
名前こそ聞く機会が増えましたが、ご飯を食べられないことは理解されづらく孤独を感じてしまいますよね。私の経験が少しでも不安を緩和させるヒントになってほしい、そして克服に向けて一緒に頑張れたらと考えています。
このnoteでは会食恐怖症経験者である私が
「人とご飯を食べることへの不安、役立つ知識を発信しています。一緒に克服練習をしてくださる方は是非SNSをフォローして発信をお待ちください!!
あなたが素敵な快食ライフを送れますように
ひさかたの
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