今まで読んだ小説のキャラから「理想の両親」を選抜してみた
こんにちは、Hisaです。小説に限らずですが、皆さん好きなキャラクターというのがあると思います。人気どころで言えばワンピースの「ルフィ」や「ドラえもん」などですね。その中で、このキャラ家族にいたらいいのになーと思ったこともあるかと思います。今回は、あえて小説の中から架空の理想の家族を選んでいきます。今回は両親編ということで「父親」と「母親」を考えていきます。私が読んだことのある小説からの選抜なので偏りがあるかもしれませんが、それは仕方ないですね。皆さんも自分ならどのキャラを選ぶか考えながら読んでみてください。
各小説の記憶が薄くなっているので、間違ってる情報を書いてたらすいません!
「母親」編
まずは母親から。私の選ぶ理想の母親は、、、青山美智子さんの『お探し物は図書室まで』より、司書の「小町さん」です!図書館の司書として働いていて、設定では47歳の小町さん。図書館に来る悩める人たちに対して「付録の羊毛フェルトと一冊の本」を渡すことで彼らの悩みを解決へと導いていきます。この本を読んだことがある人はわかると思いますが、とにかく優しくて強い女性です。何か悩み事があっても、小町さんがお母さんなら正直に相談できますし、的確な答えを持ってくること間違いなしです。
それに手先が器用なので、料理も上手そうですし家事もてきぱきとやってくれそうです。小町さんの手作りお弁当なんて絶対美味しいです。
ちなみに、次点は『かがみの孤城』の「喜多嶋先生」と『同士少女よ、敵を撃て』の「イリーナ」を考えていました。喜多嶋先生は小町さんのように優しいお母さんのイメージです。イリーナは逆に、厳しくもあるが良いお母さんのイメージです。しかし、イリーナはちょっと怖すぎるかなと思いやめました(笑)
「父親」編
続いて父親。私が選ぶ理想の父親は、、、宮島未奈さんの『成瀬は信じた道を行く』より、「クレーマーの夫、呉間裕生さん」です!結構な脇役ですがご了承ください(笑)。
主人公の成瀬が働くスーパーに度々クレームを言ってくる呉間言実の夫がこの人です。クレーマーの言実とは対照的に、めちゃくちゃ寛容で優しい人です。物語の中でそこまで多く出てくるわけではないのですが、彼が出てくると安心感がありますし良い父親になること間違いなしです。家事も率先してやってくれそうで、子供と公園に行って遊んでる姿も容易に想像できます。
今書いていて思ったのですが、成瀬シリーズに出てくる登場人物は皆良い人ですね。それこそ成瀬の父親も、良い父親です。成瀬の父とは思えないほど普通の感性を持っている「娘思いのパパ」です。成瀬の親友の「島崎みゆき」も最高にいいやつですし、その他のエピソードに出てくる人(ときめき夏祭りの実行委員のマサルや観光大使仲間の篠原かれんなど)も人間味のあるいいやつばっかりですね。
次点でいうと、『海賊とよばれた男』の主人公「国岡鐡造」はアツい熱血パパってかんじで魅力的です。『蜜蜂と遠雷』の「高島明石」は社会人として働きながらピアノコンクールにひたむきに向かっている姿や何気ないやり取りから、いい父親になりそうだと思っています。
まとめ
私的理想の両親は、母親「小町さん」(お探し物は図書室)と父親「呉間裕生」(成瀬は信じた道を行く)となりました。今後、兄弟編や祖父祖母編もやっていきます。
みなさんも自分なりの理想の両親を妄想してみてください。