今日のちっぽけ…コマツヨイグサ
学校の仕事を終えて夜10時頃、自宅のある伊丹駅に着いた。駅を出て直ぐ、足もとにレモンイエローの可愛いお花が咲いているのに気づいた。
良く見えるはずの昼間にお花が咲いていることに気づかなかったなんて…そんなに心の余裕がなかったのかとちょっとショックを受けたが、先日散歩途中にスマホで検索した草花のことを思い出した。
その時も夕方だった。河原の土手にレモンイエローの小さなお花が一面に咲いて、その花の名前は「コマツヨイグサ」だと知った。
小松宵草?と勝手に思い込んで「小松さん」と呼んでいた。「あ、ここにも小松さんいる!」と、その後あちこち歩道のすみっこで「小松さん」を見かけた。
実際は「小待宵草」と書くらしい。
夕方から夜間にかけて開花し、日中はオレンジ色になってしぼんでいるそうだ。因みに北アメリカから1910年ごろに渡来した外来種。可憐なお花だが要注意外来種に指定されている。
1時間半の道のりの最終、あと3分で自宅というタイミングで軽やかに揺れるレモンイエローのお花に迎えられるのはなんとも幸せな気分になれる。「小松さん」ありがとう。
左は夜。右は昼。