どうして、服屋以外でTシャツを買うのか?
先日、7月3日は「なすの日」ということで、私が働くデザイン会社である株式会社NASUから、5周年を記念したオリジナルNASU-Tシャツの販売がスタートしました。
それをキッカケにふと気づいたことがあります。そういえば、私が持っているTシャツは服屋以外で買ったものばかり。
例えば、音楽ライブで買ったもの。
展覧会やイベントで買ったもの。
会社で作ったもの。
だれかのグッズで買ったもの。
どうして、私はTシャツを服屋以外で買うんだろう?
それは、個人的な想いがこもったものが好きだから。それを持つことで誰かと心が通じ合えたら、きっとすごく嬉しいから。そんな気持ちがあるからだと思いました。
『和田誠展』 闊歩する漱石Tシャツ
例えば、このTシャツは東京で開催されていた展覧会『和田誠展』のグッズ、『闊歩する漱石』Tシャツです。
『和田誠展』めちゃくちゃ良くて!展覧会に感動して涙腺うるうるしながらショップに向かったら自分のツボなTシャツがあったので勢いで買いました。ねこかわいい。
前田デザイン室で出会った友達たちと行ったのですが、その一人のシンさんも同じTシャツに反応していて。「俺が着るとあざといって言われるから…」と冷静に客観視していたのが地味に印象に残ってます。
カネコアヤノ 日本武道館ワンマンショー 2021 岩場ロンT
私が大好きな音楽アーティスト、カネコアヤノさんの初武道館ライブでグッズとして販売されてた岩場ロンTです。
私が音楽にこんなにハマったのは本当にカネコアヤノさんの音楽が初めてで、武道館ライブに行くのも初めてで、思い出がたくさん詰まったロンTです。これはたまに外でも着ます。
一度、このTシャツを着てる人を外で見かけて「 アッ!!!」と思ったことがあります。
24時間マエダテレビ スタッフTシャツ
オンラインコミュニティ、前田デザイン室で初めて参加したイベント『24時間マエダテレビ』のスタッフTシャツです。24時間ぶっ通してオンライン配信をするという狂った企画のイベントでした。
初めて会う人たちばかりだし、全然予定通りにいかないし、でもなんとかなった!という貴重な経験を私にくれたイベントです。このスタッフTシャツを持ってる人は、みんな戦友だよね。
まさかのさむかわさん 『鳩好き!!!!Tシャツ』
先日開催されてた、まさかのさむかわさんの個展『まさかのさむかわ激生誕祭 』で買った鳩好き!!!!Tシャツ。単純に、私も鳩が好きなんです。「わ、他にも鳩好きな人がいたんだ!」という感動。
あと、キャプションに「落ち込んだ日にこのTシャツを着てよかったら元気出してね」的なことが書かれてて、すごく発想が素敵だ!!!と思って買ってしまいました。鳩好きTシャツのおかげで、新しい自分と出会えた気がします。
ぶっちゃけ、Tシャツなんて着れたらなんでもよい
ぶっちゃけ、Tシャツなんて着れたらなんでも良いと思うのです。ほぼ寝巻きゆきなのだから。でも、どうせならなにか想いがこもったものがいい。
そしたら、そのTシャツを持っていることで、同じものを持っている人ともしも出会った時「あ!あなたも好きなの?」と、心が通じ合えたような気がするから。
もしかしたらもしかしたら、それを着てる時に本人に会ってしまったりして。そしたら私もその人も嬉しくてたまらない。
だから、冒頭に登場した5周年記念NASU-Tも、誰かと通じ合えるきっかけになるようなTシャツになればいいな〜と勝手に思ってるし、そうなるんじゃないかなと思っています。他社のTシャツに1万円を出すひとはかなり稀有な存在だと思いますが、前田さんのことだからTシャツ単体に対しての価値だけで1万円をつけているわけではない…って前田さんのnoteを読んでて思いました。
Tシャツは自分の歩みを表してくれる
Tシャツなんて着れたらなんでもいい。でも、どうせなら。個人的な思い出が込もったものや、このTシャツで誰かと通じ合えたら嬉しいなと思えるもの。タグがモヨモヨになってもプリントが割れてきても、着れなくなるまで着たいと思えるものを買いたい。そういう考えが自分の中にあるんだなと気づきました。
こうやって振り返ると自分が何をしてきたか?何が好きなのか?もわかりやすいから、Tシャツを感情的に買うのはめっちゃいいなーと思いました。着るためではなく、自分の心が動いたことを残していくために買う。
また、いいTシャツ見つけたら買っちゃおうと思います。最後まで読んでくださって、ありがとうございました。