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壮絶な”兄弟喧嘩”の物語~『SERVAMP』を読もう~:談話室#18日目

こんにちは、冬原水稀です。

昨日の記事でお伝えした通り、今日から「自己紹介」がてら、やります!!

「1日1つずつ、好きなものを紹介する」毎日投稿~!!

記念すべき1日目、本日紹介するのはこちら。

漫画、『SERVAMP-サーヴァンプ-』です。


*作品概要

作者は田中ストライク先生。2011年より、月刊コミックジーンにて連載を開始して、この記事の時点で19巻まで発売しています。

高校1年生の主人公・城田真昼は、道端で一匹の黒猫を拾うが、その正体はなんと「サーヴァンプ」という下僕の吸血鬼だった! しかも性格は「めんどくせー」が口癖で、超ヤル気なし!! 契約によってクロの主人-イヴ-となった真昼は、吸血鬼同士の争いに巻き込まれ、戦うはめになるのだが──!?

1巻あらすじより

ジャンルとしてはコミカルアクション、そして個人的にはヒューマンドラマも含まれているかなと思ってます!!

メディア展開はドラマCDに始まり、テレビアニメ劇場アニメ、さらには舞台化もされました!!


*作品の魅力

キャラクター

ストーリーの大切な要素、キャラクター。
あらすじにもあった「サーヴァンプ」は7人兄弟(7つの大罪がモチーフになっています。このモチーフが好きな方にもオススメしたい!!)。その7人にそれぞれ契約している”主人”がいるので。

主要キャラ、何と14人です。

「覚えられない!!」「多すぎる」って??

大丈夫。みんな個性的(誉め言葉)なので絶対印象に残ります。
何ならキャラが多い=推しができるってことです!!!!

あとはキャラの勢力・関係性もオススメしたいポイントです。
・主人公真昼率いる、主人公勢力。
・吸血鬼の”戦争”を仕掛けてきたいわゆる”敵”勢力。
・そしてその戦争に関わる第三勢力……。
複雑、かつ濃く絡み合う展開に目が離せなくなること間違いナシ、です。そして”敵”と呼ばれる側にも、愛すべき要素あり……とにかく、キャラの個性や関係値に注目してほしいですね!!


ストーリーの温度差

はい。温度差です。
読者たちの間ではよく言われることなのですが、サーヴァンプ、とにかく温度差がすごいです(笑)
特に序盤の方の巻なんかは、ギャグとシリアスの塩梅がクセになります。

コミカル、なのにシリアス。時に訪れる重いヒューマンドラマ、深い哲学。これはぜひぜひ体感してほしいです。

……ただこの作品、一つ難点があるなと思っておりまして。
それが、「1~3巻の情報量が多すぎて、先を読むのを諦めてしまう人が多そう」ということです。
個人的に考えるに、多分最初の頃は「連載が続くか分からないから、詰め込むだけ詰め込もう」と考えられていたのかな……と思います。その結果、序盤は少々【新キャラ登場スピードが速い・覚えられない内にどんどん進む・なので面白さも分からない】という印象が否めません。

しかし!! しかしですよ!!

それを乗り越えればもうスルスル入ってきます!! サーヴァンプの味も分かってくることでしょう!!
「ここからがサーヴァンプの本領発揮」と私が思うのは4巻からです。とりあえず、4巻まで読んでほしい!!


”兄弟戦争”

サーヴァンプの中で繰り広げられるのは”兄弟”の戦争です。
吸血鬼の7人兄弟に、存在しないはずの”8人目”の弟が、戦争を仕掛けてきます。

だから8人目の弟を止める方法を考えよう!!

……と、話はそこまで単純ではないのでした……。

ネタバレを避けるために詳しくは言いませんが、様々な怒涛の展開が用意されているのです。
巻数を重ねていくごとに、本当に悲鳴&混乱。
「えっこいつ何してんの????」「こいつ何考えてんの!?!?」「ヒィ」「ダメだこいつ推すべきじゃなかった(推してる)」「あ゛ぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~」
……私の当時の悲鳴ですお受け取りください……。

サーヴァンプ、実は今ちょうど最終章を迎えているのですよね。
もうすぐ完結なのか!? と騒がれているところです。
なので追いつくなら今!! あなたも一緒に、最終章でめちゃくちゃになりましょう!!!!


*推しの話をさせてくれ

最後に、私の推しをご紹介!!

有栖院御国、一風変わったお兄さんです。

飄々とした兄キャラが好きになったの、絶対この人のせい……



というわけで、今日は漫画『SERVAMP-サーヴァンプ-』でした!!

今日、一番にこの作品を紹介したのは私の一番好きな漫画だからです。私にとって思い入れが深い作品。本当にオススメです。
気になった方はぜひ、チェックしてみてくださいね!!

では、明日の布教もお楽しみに📚


冬原水稀(💬Twitter

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