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【行政DX】人材育成と人材活用へ! カムバック制度の導入へ、鹿児島県の取り組み

夜でもヒルタです。私は、「しあわせな+1時間を 岡崎市」をキーメッセージに、岡崎市を「子育て・福祉・産業・まちづくり」において「日本全国のモデルになるまち」目指して活動しています。

家族との時間・学び直し・まちづくり活動・趣味や休息等……つまり、自分自身が本当にやりたいことができる時間が、「しあわせ」につながると信じています。20年、30年先の岡崎市の未来をともにつくる。

私、ひるた浩一郎は、自治体においても人材不足や働き方改革を実施していく必要を、元 岡崎市役所の公務員として強く感じています。

そんななかで鹿児島県庁が一度辞めても再び正規職員になれる取り組みをスタートしていくとのことです。


◯ 鹿児島県庁の想いと取り組み

鹿児島県が「人財育成ビジョン」を作成し、そのなかで「カムバック制度」を取り入れています。

鹿児島県庁『「鹿児島県職員人財育成ビジョン」の概要』(令和6年3月策定)において、「目指すべき人財像」や「職階ごとに求められる能力」等を提示しています。

どの自治体も人材不足に陥っています。私も岡崎市役所を8年間勤務したあとに辞めています。自分のことを棚に上げていうつもりはないんですが、優秀な若手から辞めていっている現状があります。

どんどんと辞めていっているんです、公務員。

◯ 辞めても、戻ってこれる仕組み

鹿児島県の「カムバック制度」は「やむを得ない理由」で辞めた場合に限定しています。

ウ 多様な採用制度の活用
多様な経験や知識・技能,専門性を持った人材の確保を図るため,民間経験者等を対象とした採用試験を実施するとともに,やむを得ない理由により退職した職員の再採用制度(カムバック制度(仮称))を導入する。

鹿児島県職員人財育成ビジョン(PDF:450KB)

一方で、辞めた理由に関わらず、リボルビングドアといった働き方も少しずつ広がってきています。働き方改革は、単に残業を減らそう、休みを増やそうといったものだけではありません。

以前に書いたnoteでも紹介していますが、神戸市でも取り入れられています。公務員から民間企業にうつったからこそ、得られたスキルや経験を再度公務員として活かしていけるはずです。

公務員と民間企業とどちらが優秀といった話をしているわけではありません。それぞれの強みや特性があるからです。

組織の壁を超えて、越境することでどちらの世界もわかる、強みを活かしていけるようになるんです。

◯ 今後、ますます求められるトライセクターリーダーといった役割

トライセクター・リーダー(Tri-sector Leader)とは、民間・公共・社会の3つの垣根を超えて活躍する人材のことです。

様々な組織を超えたことでなんでもかんでもわかる全知全能のスーパーマンになろう、ということはハードルが高いです。難しい。

H型人材」として、越境する方法もあります。「様々な専門家を知っている人になる」……「知っている人を知っている」ことを強みにしている人材です。

越境やH型人材が価値ある存在になっている背景として、日本にイノベーションが求められているためです。イノベーションのためには、「既存の知と、別の既存の知の、新しい組み合わせ」だからです。

ひとつのことを極めることはとても大事です。これらを組み合わせる。

ドラクエでも僧侶と魔法使いを極めたら賢者になれるように。武闘家と戦士を極めることでバトルマスターになれるように。

それぞれの強みを掛け合わせることで、さらに強みを活かせるわけです!

◯ 多様な働き方で人材活用を

様々な分野で人手不足が明らかになってきています。少子高齢化社会の弊害のひとつでもあります。

農業・林業、漁業といった第1次産業も、
業種、製造業、建設業、鉱業といった第2次産業も、
業種、小売業、宿泊業、飲食サービス業、医療・福祉業、金融業、情報通信業などの第3次産業も。

人手不足を補うためには、様々な方法があります。

・リボルビングドアのように一度辞めた人がまた戻ってこれるような仕組み
・リカレント教育やリスキリングの促進
・複業の促進による新しい人材活用
・AIやデジタル活用促進による生産性向上 などなど

組織を守るためといっただけではなく、働く一人ひとりが自分に合った働き方ができることにつながっていきます。もっとこんな時間を過ごしたい、こういう生き方をしたいを実現できる仕組みや未来へ!

さぁ、共創だ!


◯ 【岡崎市政への挑戦】ひるた浩一郎が岡崎市の新しい若きリーダーへ、意向表明の記者会見を実施(2023年10月6日)

岡崎市の新しい若きリーダーとして、岡崎市政へ挑戦します。
過去か、未来か、どちらをあなたは選びますか。

市長が変われば、市役所が変わる。
市役所が変われば、まちが変わる。
まちが変われば、未来が変わる。

岡崎市の未来をともにつくっていきましょう!

記者会見の動画や想いをまとめています。ぜひ、ご覧いただき、あなたの声を聴かせてください。

サポートありがとうございます! プレッシャーいただけたと感じてがんばっていきます!!