【共創】埼玉版スーパー・シティ促進プロジェクト 交流会‐つながりとアクションへの一歩目‐
夜でもヒルタです。私は、「しあわせな+1時間を。岡崎市」を目指して活動しています。自分の使いたいように、自由に使える時間があることが「しあわせ」につながると信じています、家族との時間・学び直し・まちづくり活動・趣味や休息等。そうした時間を住民が毎日+1時間得られるまちをつくる。
私、晝田浩一郎は、自治体と企業とをつなげる官民連携の促進を実施しています。株式会社官民連携事業研究所として、埼玉県庁とのお仕事で「埼玉版スーパー・シティプロジェクト」の促進に係ることも携わっています。
2023年7月11日(火)に、埼玉県にて、自治体と企業等が交流する場と機会として「埼玉版スーパー・シティプロジェクト促進交流会」を実施しました。約150名の方に参加いただけました! たくさんのご参加ありがとうございます! アンケートの満足度も高かったので有意義な時間を過ごしていただけたのだと感じています。
登壇者の方々のアウトプット
今回、登壇いただいた秋田大介さんのnoteと土屋俊博さんのPODCASTがこちら。登壇の翌日にアップされている仕事のはやさ!
テレ玉でも早速放送されたようです!ありがとうございます!
新しい出会いとつながりが、一歩目
私は「共創」において組織と組織のつながる前に、個人と個人がつながる場ときっかけが重要だと信じています。営業的な仕事だけの話をするのではなく、交流のきっかけとなるつながりをつくる場です。
交流会において、すべてがその場で決まるわけがない。まずは出会うこと。
後日、オンラインでもリアルででも打ち合わせを重ねていくことで出会いから連携になっていく。お互いの想いを知ったうえで打ち合わせを重ねていくことがめちゃくちゃ重要です。官民連携に限らず、オープン・イノベーションも同様。異業種や異業界と連携・共創するための重要なステップです。
「埼玉版スーパー・シティプロジェクト」として、今後、自治体が「こういうことやりたいんだ!」「こういうことにこまっているから助けてほしい!」といったことを発表するガバメントピッチも今後実施します。
昨年度、関東経済産業局をはじめ、中部経済産業局、四国経済産業局、九州経済産業局と一緒に実施したプロジェクトの横展開です。
今回、参加者約150名を前にしながら、全体進行と交流会の全体のデザインをつとめました。
埼玉版スーパー・シティプロジェクトについて
埼玉版スーパー・シティプロジェクトとは……
冒頭のあいさつを桑折課長に、埼玉版スーパー・シティプロジェクトについてエネルギー環境課の小林主幹に説明いただきました。
共創の実現に向けたヒント
「埼玉版スーパー・シティ」として、テクノロジーや最新技術を活用していく、ということだけにとらわれるのではなく、共創していくマインドがなによりも重要です。テクノロジーや最新技術は単なる道具。
お互いを想い、取り組みをしていく共創のマインドが重要。
その共創について、どのようなことが必要なのか、どのような壁があるのかを秋田大介さんに共有いただきました!
「前例の壁」があるからこそ、実績をひとつでもつくれれば「1741自治体、すべてが横並びで一歩進める。横展開の可能性があるから、前例の壁を逆手にとる」が印象に残っています。まずは、小さくても、成功体験をつくっていくことが重要。
クロストークで、参加者とともに語り合う
登壇者としてスーパーシティやスマートシティの有識者であるお二人をお招きしました。
下山 紗代子さん(一般社団法人リンクデータ 代表理事、デジタル庁 データスペシャリスト)
と
土屋 俊博さん(一般社団法人スマートシティ社会実装コンソーシアム コミュニティマネージャー)
会場の参加者とともに『共創をとおしたこれからのまちづくり』について語っていきました。
参加者の方々にはSlidoを活用してもらい、意見や感想・質問を書いてもらいました。質問だけじゃなくて、たくさんの感想や想いを書いてもらえたのがとても嬉しかったです!
「対話の促進や語り合うことが大事」「営業視点だけ、組織視点だけではなく、社会課題視点…そこで困っている住民視点」といった旨のことを語り合いながら、官民連携として自治体と企業との連携だけではなく、実践するときには住民も一緒になりながら取り組みをすすめることが重要。
交流とは名刺交換ではなく、想いを伝える場
交流会パートでは、名刺交換をして「交流したつもり」になるのではなくお互いがどういうことを考えているのか、どんな想いでいるかを知ることのきっかけとすることを目的として、ワークショップ手法も活用しながら実践。
「こんな未来をつくりたい」「こういうことが得意」といったことをカードに書いてもらったものを掲示。また、手元にも持ちながら話ができるように設計しました。
ランダムウォークで、まずは、いろんな多様な方との偶然の出会いと想いをしれるようなかたち。
後半の交流では、ワークショップ手法のひとつ「フィッシュボウル」を活用して、「コンパクト」「スマート」「レジリエント」の興味あるテーマにわかれながら対話を深めていきました。
同一会場で約150人の参加者が6か所にわかれてのフィッシュボウルなので、遠慮しあって最初から真ん中の席に座ろうとする人はいないかなって思ったのですが積極的に座って、参画してくれる方々ばかりでした!
対話を深めていくことで、これからの20年、30年後の埼玉県をつくるためのアクションにつながる一歩目としての「知る」ことを実践していきました。
様々な感想や意見がある場
ワードクラウドでの簡易的な感想がこんな感じ。さすがにたくさんの意見がありますが。「広域連携」「まずはやることが大事」などポジティブな意見が多く、参加者の方々のマインドが共創に向かっていった結果だと信じています。
フィッシュボウルの後には、いったん、中締め。中締め後、名刺交換等ができる30分間の交流会アディショナルタイム。つながりたい方とつながれるように、名刺交換ができる時間や「カード」に書かれた人とつながりたい方へのお呼び出しなどを実施し、次のアクションへの一歩に踏み出したい方のためのアディショナルタイムとなりました。
多様な方のつながりをつくるため、とても良いきっかけとなることができました。今回は「想いを知る」ところ。今後は、ガバメントピッチ等で強みを知り、自治体と企業等がつながり小さく取り組みをスタートできるように引き続き伴走していきます!
出会う→想いを知る→お互いの強みを共有する→打ち合わせを重ねる→仲間になる→プロジェクトがスタート
まずは、第一歩。
アーカイブ動画やグラレコも今後公開されますので、公開されましたら、追記します。
埼玉県の取り組みのお知らせ
『埼玉版スーパー・シティプロジェクト情報掲示板』が2023年7月3日からスタート!
埼玉版スーパー・シティプロジェクト促進企画「スマート技術活用のヒント」として、2023年7月19日(水)16時からオンラインイベントを実施します。アーカイブ配信もある予定です。
さぁ、共創だ!