【交通・移動】本音と想いを聴くミニ対話集会を開催。22歳の若者のリアルな声や違和感を伺いました
夜でもヒルタです。私は、「しあわせな+1時間を 岡崎市」を目指して活動しています。自分の使いたいように、自由に使える時間があることが「しあわせ」につながると信じています、家族との時間・学び直し・まちづくり活動・趣味や休息等。そうした時間を住民が毎日「+1時間」得られるまちをつくる。政治により生活を効率的に、豊かに楽しくすることで毎日1時間の余裕と自由を生み出すことを目指しています。
私、晝田 浩一郎(ひるた こういちろう)は、岡崎市美合町にて「ミニ対話集会」を開催しました。テーマは「若者」で22歳、23歳の今年大学を卒業して新入社員として働き始めた方々がどんな想いや違和感を持っているかを共有していただき意見を聴かせていただきました。定期的にこういう場を開催していきます!
子育て世帯とのミニ対話集会はコチラ
様々な想いを聴く場
岡崎市で生まれ育った方、高校や大学の時に引っ越してきて岡崎市で青春を過ごした方等に集まっていただきリアルな声をきかせてもらいました。
ざっくばらんな会話の中から印象に残ったことを書いていきます。良いとか悪いとかではなく、そういう意見を持っている人たちがいるんだ!と気付きにもなりました。
以下はいろんな対話の中ででてきた話の概略です。
岡崎市はほど良い田舎感
・実家暮らしということもあるかもだけど、住むのは岡崎市が良い。住み慣れているっていうのもあるし、遊びに行くだけなら東京でも名古屋でもクルマで行けばいいだけ
・「住むなら岡崎市。遊ぶなら別のまち」って感じ
・住み慣れているし、友だちもいるから東京で生活したいとは思わない。
・遊びに行けるところがあるかっていうと、とくにない。テーマパークがほしいかっていうとそういうわけでもない。
・稼いだお金はカスタムしているとかしているわけじゃないけど、自動車にかかる費用としてなくなっていく。ガソリン代とか諸々で。
休みの日は寝ているかゲーム。だけど、つながりはある
・休みの日は寝ているかゲーム。ゲームもスマホゲーじゃなくてパソコンで、Discordを活用して、みんなと話しながら遊んでいる。独りで黙々とっていうよりは、みんなでワイワイとって感じ。だから、楽しい!
・いつものメンバーと集まっているのはすごく楽しい。大人になってから新しく友だちをつくるってハードル高いなとも感じる。飲みにいって隣の人たちから話しかけられたらそれはそれで違う。そういったところから友だちをっていうわけではない。
・昔、美合駅にゲームセンターがあったけどもうなくなってしまった。ああいう場があれば行けるのになって思うことが多い。
「移動」や「交通」は自動車があるけど…
・基本、移動は自動車。自動車がなかったら、岡崎市は生活できない。
・地元民で自動車を使っていると感覚的に「この時間は、このあたり混む」ことがわかる。ちょっと時間やルートをズラすってことをしている。
・ちょっとした移動でも自動車を使いたい。友だちをピックアップして皆で遊びに行けるって楽しい。浜松市や大阪までも自動車で行っちゃえる。
・みんなで飲みにも行くけど、結局、移動/交通の問題が出る。飲酒運転は絶対にダメ。それぞれの家に帰るかって時に、親に迎えにきてもらうのも違うし。タクシーを使うっていうのも若い自分たちからすると違う。結局、帰れないからどこにもいけない…。代行運転を頼むっていうのもちょっと違うし。そこにお金使うのもなぁ……って思ってしまう。
・飲んだら家に帰れない…だから行ってみたいお店もあるけど行けない
・市外から通学で通っていた時には電車を使っていたけど、やっぱり、自動車を持っちゃうとめんどいなって思ってしまう。家から目的地までそのまますぐに移動できちゃうっていうのは大きい
・名鉄「岡崎公園前駅」と愛知環状鉄道線「中岡崎駅」の乗り換えが一回外に出なきゃいけない。雨の日とか濡れるし、めんどい……
高校を選ぶのも強い想いがあったわけではない
・なんとなく勧められたからこの高校に行こう、くらいの感覚で決めた
・偏差値やアクセスみたいなこともあるとおもうけど、「絶対にここに!」という想いよりも「まぁ、良さそうだしー」くらい。結果、楽しかったから良かった!
交通・移動の問題
岡崎市は約38.5万人の方が住んでいます。便利な自動車に乗れることはとても良いことですし、若者たちが「住むなら岡崎市!」って言ってくれているのはすごい思い入れと愛郷心だと感じました。
飲んだら帰れないじゃん…っていう意見がとてもリアル。まさに生の声だとも感じました。働き始めたばかりでタクシー使って移動や代行を呼んでっていうのは金銭的にも厳しい面が多いだろうなと。自分自身が23歳の頃は飲みに行くのも月1回で結構つらかったもんなとかおもいだしました。
交通・移動がもっともっとしやすくなることで、まちの活性化や若者たちがまちに出てくる仕組みにもなると感じました。飲酒運転は絶対ダメ。
たとえば、岡崎市の既存住民と接点を持ててコミュニケーションを図れる仕組みや施策がもっと機能すれば、住民同士の関係構築につながり、お互いに「たすけて!」って言い合える。協力しあえるまちになる。
ここでも書きましたが、ライドシェアや「矢作オンデマンド」のような取り組みがもっと充実させる必要がありそう。
世界とつながっている若者たち
一昔前の感覚だとゲームというと、部屋でひとりでやるイメージを持っている方も多いかと思います。いまは、Discordなどのアプリを使って、世界中の人達とコミュニケーションをしながらゲームをすることができる。
もちろん、仲間内だけでコミュニケーションをとりながらっていう方もいます。一方で世界中の人達とコミュニケーションをとりながらゲームをしている。部屋にいながら、世界とつながっている。
メタバースで、新しいネットの生活圏をという話も盛り上がっていますが、もっと簡単に世界中の人達とつながりながら遊ぶことができる世界がもう来ている。「休みの日にゲームしているなんて不健全…」ではなくて、そうしたつながったことを活かすこともきっとできると感じました。
「岡崎市に住んでるけど、XXXってお店がめちゃくちゃ美味しいからオススメ!」とか「XXXっていうところはめっちゃおもしろい!」とかを一人ひとりがコミュニケーションのなかで発信していくことができれば、観光振興や「観光産業都市・岡崎」を目指すなかでも若者たちと一緒にやっていける。無理強いするんじゃなくて、何気なく、当たり前のように若者世代が遊べる場やオススメのご飯屋さん等を紹介できることができれば強力なネットワークにもつながる。SNS戦略だけではなく観光推進につなげることができる。
「遊びながら、結果として、シティプロモーションに貢献しちゃう」ことがいまの若者たちは既に世界とつながっているからこそありえる。
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こうした対話の場を通して、様々なリアルなこまったことや声を聴いていきたいです。ともにまちをつくっていくことを、一緒になって考えたい。
今後もこうした場をつくっていきますのでご参加ください。やりたい!って方はいつでもお声がけください!
さぁ、共創だ!