友人と生成AIのLT会を企画して同接150人集めた話 #生成AIなんでもLT会
はじめに
この記事は?
まず若干扇状的なタイトルですいません。
この記事は【第1回】生成AIなんでもLT会を主催側として開催してみた感想と振り返りを備忘録として残しておくためのものです。
誰かにレビューしてもらったものではありませんので、個人の感想として読んでいただければと思います。
生成AIなんでもLT会とは?
@GianMattyaと@miketako3の二人で主催した生成AIのLT会です。
connpassから概要と目的を引用します。
登壇者のお一人である@sald_raさんのレポ記事がありますのでこちらもよろしければご覧ください。
あなたは誰?
@miketako3です。
バックエンド中心のエンジニアとして普段は仕事をしていまして、最近はSRE (Site Reliability Engineering: サイト信頼性エンジニアリング) 的なことをやったりもしています。
生成AIに関してはとても興味を持っていて、AI Tuberを作ってみたりしていました。
(今はXも動いてないですし配信もしていませんが……)
開催してみた感想と振り返り
全体感
開催してとても良かったです。どれも興味深い発表でしたし、それを発信する場を作れたこと、そして交流できたことが何より良かったと思います。
以下KPT (Keep, Problem, Try) としてまとめたいと思います。
Keep
以下の様な実績を作れました。
connpassにおけるオンライン聴講の登録者が300人以上
同接が150人以上
登壇者10人の現地開催、および希望者の懇親会
定量的な評価はやはり必要です。個人開催の第一回という前提を踏まえれば、規模としては非常に成功だったと思っています。
成功要因の99%は相方の@GianMattyaの界隈の知名度だったでしょう。私一人であったら絶対に成功していませんでした。
逆に、彼一人でも、今回の様な素晴らしい登壇者、および聴講者を集めることはできたはずなので、同規模で成功はしていた気がします。これに関しては感謝しかありません。
残りの要因としては以下の様なものが考えられます。私は現地会場の用意、当日の運営を担当していたため、この辺りには私の貢献があります。
「なんでも」と付けることで間口を広くし、聴講者の参加のハードルを下げた。
オンライン聴講を可能にし、聴講者の参加のハードルを下げた。
オフライン開催、および開催地の知名度による信頼性の獲得
(注:聴講していた方々にはしつこい様ですが、所属企業は運営には関わっていません。あくまで個人開催です。)
その他、細かなKeepも列挙しておきます。
発表に使用するMacで事前に別ユーザーを作っておき、配信してはいけない情報が出ないように徹底した。
私物なので大したものは無いのですが、個人情報などが出てしまうと取り返しがつかなくなるからです。
運営者の間で比較的密にコミュニケーションを取ることができた。
付き合いの長い友人かつ、お互いの社会人経験が活きたことで実現できたと思います。
Problem
主に2つほどあります。
まず1つ目は当日ドタバタしてしまったことです。これはどんなイベントでもあるあるだとは思いますが、後から考えると準備不足だったなと感じる点がいくつかありました。
想定以上の規模になったため、事前に案内していたZoomではなくGoogle Meetでの配信となってしまった。
これはZoomの料金プランの制約のためです。
事前にある程度の確認はしていましたが、資料のフォーマットをちゃんと案内していなかったので、登壇者ごとにバラバラの投影方法が必要になってしまうことが当日の確認でわかりました。これにより発表者の切替に時間がかかってしまいました。
また、運営者が二人ともZoomの経験しかなかったため、Google Meetの操作がZoomほどスムーズではなかったです。
入場に時間がかかり、開始が遅れてしまった。
入場の終了時間とLT会の開始時間が同じだったため、全く余裕がないスケジュールになっていたことが原因です。
発表の時間割の確定版を開始前に案内することができなかった。
これは準備、入場にギリギリまで時間がかかってしまい、更新する余裕がなかったことが原因です。
2つ目は、今後の登壇者のハードルが上がってしまったかもしれないという点です。まさかWeights & Biasesの方に登壇いただけるとは思ってもみませんでした。
もちろん全登壇者の発表が素晴らしかったという前提で、@olachinkeiさんの発表はガチすぎて震えました。嬉しくなる一方で、今後のハードルは現実として上がってしまったでしょう。
Try
準備不足については経験を積んで細かく潰していくことしか出来ないと思っています。そのためここでは割愛します。
登壇者のハードルについてもなかなか難しい問題ですが、こちらは我々運営がハードルを下げたり、テーマを広げるような発表をすることで緩和できたらなと思っています。
「なんでも」LT会ということもあり、幅広い内容について発表できる場にしていきたいです。この辺りは相方と相談しつつ進めていければと思っています。
その他として、個人的には私自身のバリューを上げていかなければと思っています。次回はnoteさんにご協力いただけるということで大変ありがたいのですが、逆に言えば第一回で会場を担当していた私は、より運営周りに貢献していくことが求められそうです。まあ別にそんな硬い関係性では全く無いので考えすぎかもしれませんが、私個人としては意識しておきたいポイントです。
最後に
視聴いただいた方、登壇いただいた方、本当にありがとうございました。
おかげでなんとか第一回をやり切ることができました。
第二回は11/12 (日) に開催する予定です。是非参加よろしくお願いいたします!