#私たちの暮らしは私たちのものだ 2023統一地方選挙に向けて
今年の統一地方選挙が、いよいよ4月に迫りました。
ひるねこBOOKSでは近年、国政選挙の度にキャンペーンを行ってまいりました。
これまでご協力、ご参加いただいた皆さまに感謝申し上げます。
今回の統一地方選挙においても、やはり投票の呼びかけを行いたいと考え、オリジナルのビジュアルを作成することにいたしました。
制作してくださったのは、作家/文筆家の安達茉莉子さん。
ひるねこBOOKSと安達さんとの関わりについては、既にご存知の方も多いと思いますのでここでは割愛しますが、店主である私と安達さんは同学年であり、現在に至る活動/営業をスタートしたのも同じ2016年ということで、これまで共に歩んできた「同志」「戦友」のような心持ちでいます。
彼女の持つ優しさ、そして揺るぎのない強さが、きっと多くの人の心に届くのではないかと考え打診したところ、快く制作を引き受けてくださいました。
このビジュアルは多くの場所で掲示していただきたいと考えており、無料で自由にお使いいただいて構いません。
画像をダウンロードしていただき、ぜひご自身のお店やよく訪れる場所での掲示、SNSでの発信にご利用ください。
ハッシュタグは「 #私たちの暮らしは私たちのものだ 」です。
(Twitterのリプライや引用RTで「使います」と一声かけていただければ嬉しいですが、もちろん無しでも結構です。大切なのは一人でも多くの方に届くことですから)
*「4/9」「4/23」の日付が入った画像は、以下から保存してください。
恒例の「#投票ポスター」企画も始まっています。その他、多くの場所から呼びかけが行われるでしょう。
「そう言えば選挙あるんだっけ」「投票行こうかな」と思うきっかけの一つになれば嬉しいです。
ご協力よろしくお願いいたします。
昨年7月の参院選終了後、このような文章を投稿しました。
これは元々SNSに投稿したものだったのですが、Facebookではこれまでに見たことがないほどシェアされ続けました。
同じような気持ちでいる人が多かったのだなと、どこか安心すると同時に、それが悲痛な叫びのようにも感じられ、苦しさもあったことを思い出します。
読み返してみると、この時に危惧していたような事態が、今まさに進んでいるところです。
防衛費の増大、光熱費や物価の上昇、インボイスの導入、女性差別、マイノリティの権利侵害……。
この数ヶ月を見ても、深刻な課題を挙げ出せばキリがありません。
今回、「 #私たちの暮らしは私たちのものだ 」というキャッチフレーズを作りました。
それには色々な思いがあります。
一つは、昨年の夏以降明るみに出た「政治と宗教」の問題です。
私たちは、特定の宗教団体が日本の政治の中枢に深く食い込み、強い影響を与えていることを目の当たりにしました。
本来、国民のためであるべき政治が、外側からコントロールされ続けていたということです。特定の思想や思惑を国民の利益より優先し、あろうことか一国の政策に取り入れていたという事です。これほど恐ろしい事態があるでしょうか。
今こそ、私たちは自らの手で、政治を取り戻さねばなりません。
また、それと繋がる話ですが、国民の大半が反対(賛成)している事柄が次々と一方的に決められ、蔑ろにされ、置き去りにされていると感じる事です。
上に書いた防衛費の増大、それから同性婚や選択的夫婦別姓のこと、インボイスやマイナンバーカードの導入など、世論とは真逆の方向に、民意を無視して進む事ばかりです。
もちろん、歴史を顧みれば国民の側が常に正しいとは限りません。しかしそれ以上に、驕り高ぶった為政者が国や民を滅ぼしてきた例は枚挙に遑がなく、そういった過去は厳然たる事実として存在します。
今こそ、私たちは自らの手に、力を取り戻さねばなりません。
そして、増え続ける家計の負担。
コロナ禍で生活の格差は広がり続け、貧困家庭が増加する一方で、大企業や一部の富裕層は私腹を肥やし、その膨大な資産を今も増やし続けています。
明日の生活にも困る人々がこれだけ多くいるにも関わらず、何億何十億という大金が当然のように浪費され、使途不明のまま消えていったりします。とても看過できず、決して許される事ではありません。
今こそ、私たちは自らの手の中に、暮らしを取り戻さねばならないのです。
これまで何度も語り、書いてきたように、日々の生活と政治は繋がっています。食事をする事も、買い物や旅行に出かける事も、スポーツを観戦したり、推しを追いかける事も、すべて政治と密接に関わっています。
そして今、私たちの暮らしは政治によって脅かされています。そう、これまでに無かったような勢いと強さで。
だから声を大にして言いたいのです。
「私たちの暮らしは私たちのものだ」
私たちに関わる事は、私たちが決める。当たり前の暮らしを取り戻したい。ただその一心です。
今回の選挙は国政選挙ではありません。その結果によって国が即座に大きく変わるわけではありません。でも、だからこそ、地方から、地元から、変えていきましょう。毎日の生活と地続きなのは、自分たちが暮らしている地域なのですから。まずはそこから声を届けて行きましょう。
この国を良い方向に変えていく、その一歩が、まさにこの選挙です。
「私たちの暮らしは私たちのものだ」
例え一人一人の声は小さくても、合わされば大きな力になるはずです。
未来を諦めない。未来を信じて。
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