Tin Finsを紹介しよう‼️
いや、まぁ既に書いたことあるんですけど、『#マジック記事を書いてみようキャンペーン』のために改めて書いてみました。
レガシーについて
デッキ紹介
基本的な動き
おわりに
1.レガシーについて
まずはレガシーの説明から。レガシーは禁止カードを除く、ほぼ全てのMTGのカードが使えるフォーマットです(ヴィンテージ?貴族の遊びですので割愛)。レガシーはプレイヤーの趣味嗜好が反映されやすい、自分のしたいことが出来るフォーマットと言えます。強力なコンボも、手札を切ることで使えるピッチスペルのおかげで、一応対処できる環境ですので。
2.デッキ紹介
それでは、ネコが普段レガシーで愛用しているTin Finsというデッキの紹介を。Tin Finsは、レガシーの墓地利用デッキ。リアニメイトデッキの亜種です。リアニメイトデッキは、マナコストが重く、出すのが大変な生物を1~2マナで墓地から釣ってくるという方法で場に出します。でも、出しただけでは、除去されたり、バウンスされたりして…こっちが墓地にカードを落とす&釣ると言った手札と時間をかけた行動が無に帰すこともあります。それならいっそのこと、出したターンに勝てば良いのです❗️というのがTin Finsです。
というわけで、まずはデッキレシピを。
今まで文字だけだったのが、視覚的に分かりやすいのは良いかもしれませんね。
3.基本的な動き
ハンデス→落とす→釣る
①ハンデス
相手がカウンターやインスタントタイミングで動ける墓地対策カードを持っていた時のために、事前に《悲嘆》や《暴露》で相手のハンドを確認して、対策カードを落としておくと安全に動けます。
②落とす
《暗黒の儀式》や《金属モックス》、《水蓮の花びら》でマナ加速して…
《信仰無き物あさり》や《納墓》で墓地に生物を送り…
《再活性》や《死体発掘》、《動く死体》、《浅すぎる墓穴》で墓地から釣るのが基本的な動きです。
③釣る
《グリセルブランド》はライフを糧に手札を補充してくれる良心的な伝説の悪魔。7点ライフで7枚ドローと、豪快に手札を補充してくれます♪その上、7/7飛行、ライフリンクという…1回攻撃するだけで負債を帳消しにしてくれるありがたさ。基本的にはグリセルさんを着地させれば、だいたい終わりますが、レガシーには伝説の生物をバウンスする土地カラカスがあるので、相手が先にカラカスを出して構えている場合は執政官を出すことも。
《残虐の執政官》は出た時に相手の生物かPWを倒し、手札1枚とライフ3点を奪い、こちらには手札1枚とライフ3点をくれる頼れる非伝説生物。
何で、1マナ生物がいるの⁉️と思った人は挙手をお願いします。
はい、この人は、グリセルさんがドローさせてくれた代わりに失ったライフを回復させてくれる大切な役割があります。仮に…リチュアル→納墓(グリセルブランドを墓地へ)→動く死体と仮定します。そうすると、大抵7ペイライフで7ドロー、更に7ペイライフで7ドローと、何と14ドローして、ライフが14減ってしまいます。何もせずにターンを返してしまうと、稲妻連打で負けてしまうかもしれません。そんな時、14ドローの中にペタル複数枚orペタル&リチュアルに加えて納墓&釣り竿があると、納墓で《コーリスの子》を落としてから釣り、更に《コーリスの子》を生け贄に捧げることで、このターンに失ったライフを回復することができます。なので、更に14ドローが可能であり、墓地に落ちたコーリスの子を再び釣り上げて生け贄にすると、今度は倍のライフが回復します(14ペイライフ+14ペイライフ=28ペイライフなので、その分回復します)。フェッチランドを切ったり、釣り竿にリアニメイトを使っていたりしたら、その分も…。
そして、そうしてライブラリーの殆んどのカードを引くと、何故かハンドには《苦悶の触手》とそれを撃つのに十分なマナ加速が♪
4.おわりに
とまぁ、こんな感じで、最速1キルが出来るリアニメイトデッキがネコ謹製Tin Finsになります。まぁ、本当のTin Finsは釣った直後に速攻を持って攻撃できるリアニメイト呪文で固めてあるため、ネコのTin Finsは、Tin Finsと黒赤リアニメイトの合作なんですけどね。
墓地を経由することで簡単に強い生物を場に出せますが、その分対策はいっぱいあります。墓地利用出来なくするエンチャントやアーティファクト、墓地を追放するインスタントや生物などの墓地対策カード。リアニメイト呪文を捨てたり、打ち消したりするハンデスやカウンター。そもそもリアニメイトを撃たせないように呪文そのもののコストを引き上げる生物やアーティファクト。マナを払わずに場に出ることを許さない生物。等々がそれに当たります。それについては、またの機会で…。
さて、如何だったでしょうか?読んだ方にとって、少しでもプラスになったら幸いです。
では、また次の機会に♪