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PLOでマルチウェイポットにどうアプローチすべきか?【PLO Genius Blog】

本記事は許可を得て以下の記事を日本語訳したものです。

ローステークスからミッドステークスのポーカーゲームの特徴を1つ挙げるとすれば「プレイヤーがフォールドを避ける傾向がある」という点が挙げられます。特にハンドにすぐに愛着を持つレクリエーショナルプレイヤーが多く集まるライブキャッシュゲームでは、この傾向が顕著です。

ポットリミットオマハ(PLO)では、4枚のカードを使うため、コミュニティカードとマッチする方法が増え、ノーリミットテキサスホールデム(NLH)よりもマルチウェイポットがさらに一般的です。カジュアルな$2/$2や$5/$5のゲームをプレイしたことがある人なら、ほとんどのプレイヤーがプリフロップでフォールドせず、フロップを見たがるという傾向があることに同意するでしょう。

このような環境は、高い勝率を得る絶好のチャンスを提供します。無謀にプレイする人が多ければ、最終的にはお金を失うことになりますが、複数のプレイヤーとのポットを上手に扱うにはスキルが求められます。

この記事では、複数のプレイヤーとのポットでのプレイに役立つヒントをいくつか紹介します。

平均的なハンドで舞い上がらない

「PLOはナッツのゲームだ」と言われることもありますが、必ずしもそうとは限りません。しかし、マルチウェイポットではヘッズアップよりも高いエクイティ(勝率)を持つハンドが必要です。特に、セカンドナッツストレートやフラッシュドロー、中程度のセットといった中途半端なハンドには注意が必要です。

これらのハンドは通常、ヘッズアップ相手にはポットにさらにお金を入れるには十分ですが、2人以上の相手に対しては大きく変わります。ナッツでないフラッシュや低いストレートへのドローの場合、あなたは「デッドドロー」となっている可能性が非常に高いのです。

複数の相手に対してナッツポテンシャルのないハンドには注意しましょう。通常、弱いコンボは捨てる方が賢明で、それらにはポストフロップを続けるための十分なエクイティがありません。

エクイティとは、ショーダウンまでアクションがない場合にプレイヤーに属するポットの割合として定義されますので、マルチウェイの場合はフロップ時に自分のハンドのエクイティをしっかり評価するよう努めましょう。もしエクイティが自分のポットシェア(翻訳者註:何人でポットを争っているか、その割合)よりも高いと思われる場合(つまり3人で33%以上、四人で25%以上、五人で20%以上)、それはポットにもっとお金を入れるべきハンドかもしれません。

ボーナスヒント:高いスタック・トゥ・ポット・レシオ(SPR)でマルチウェイポットをプレイする際にはAAコンボに注意が必要です。プリフロップでは高いエクイティを持ちますが、コミュニティカードが配られた後には状況が変わることがあります。バックアップなしでオーバーペアだけでフロップをプレーした場合、複数の相手に対して非常に慎重になるべきです。最悪のAAコンボでフロップをフォールドした方が良いことも多く、その場合、手札を改善するためのアウツも少なくなります。

マルチウェイで自分のエクイティを推定するのは簡単ではありませんが、適切なプリフロップでのハンドセレクションを取り入れることで大いに助けられます。

多くのハンドがマルチウェイをプレイするにはトリッキー(難しい)です

ビッグブラインドでゴミハンドでコールドコールしない

NLHでもBBでコールしてポットに参加することは魅力的ですが、PLOでは特に注意が必要です。自動的にコールドコールしないようにしましょう。不適切なプリフロップ判断は、フロップ、ターン、リバーで他のミスにつながる状況を引き起こす可能性があります。ポストフロッププレーができないハンドでオープンコールすることは、大きな損失を招くことになり、それに気づいていない経験豊富なプレイヤーも多いのです。

正しいプリフロップPLO戦略は、自分を危ない状況から守るために不可欠です。PLOであまりにも緩いプリフロッププレーは、テキサスホールデムよりもさらに厳しく罰せられます。その理由は、多くの場合見た目上強そうなハンドになってしまうからですが、それでもマルチウェイポットを戦い続けるには不十分です。

例えば、NLHではボトムやミドルセットをスタックする(翻訳者註:オールインまでいくこと)ことはほぼ間違いない選択なのですが、この同じ論理をPLOで使うと勝率が大幅に下がります。

BBからマルチウェイポットに参加する時は注意してください

位置こそ鍵

ポーカーでは、アウトオブポジション(OOP)になることは一般的には避けたい状態ですが、PLOではさらに望ましくない状態です。なぜなら、他のゲームよりもポジションが重要だからです。複数の相手とのOOPで戦うのは厳しい条件になるため、BBだけでなく、アーリーポジションからミドルポジションでもハンドを非常に絞るべきです。

テーブル上の他プレイヤーから3betされない場合でも、アーリーポジションであまりにも緩くプレイすべきではありません。たとえフロップを見るためのコストが少なくても、中途半端なハンドでマルチウェイポットから利益を得ることは難しいのです。

(ナッツ)ドローを攻撃的にプレイすることを考慮

もしあなたのハンドセレクションが良ければ、多くの場合、相手が成立させているドローに対しても優位になります。相手が自分より弱いドローや弱いショーダウンバリューでポットにもっとお金を入れることを喜んでいるなら、彼らから代償を取るべきです。

ドローを攻撃的にプレイすることで、自分の未完成ハンドのエクイティ実現確率(翻訳者註:エクイティ・リアライゼーション)も高まります。私たちはすでに、中途半端なドローや中途半端なメイドハンドがマルチウェイポットにいること自体が間違ったことだと強調しました。そのため、ナッツへのアウツが多くある場合、攻撃的にプレイすると相手への罰になります。

彼らは弱いドローと共にもっとお金を入れ「クーラーを食らわされる」リスクを負うことになります。それかお金を入れずに降りると、あなたは勝利の機会を得られます。

PLO Geniusはマルチウェイ理解度を向上させる

ソルバーはヘッズアップ状況の学習時に特によく役立ちます。PLO Geniusは、ヘッズアップポットへの助けとなり、すでにマルチウェイのポットで何をすべきかを示唆します。

これは大きなアドバンテージとなります。異なるスタックサイズやゲーム形式、レーキ種類なども選択可能で、すべて便利なアプリ内に保存されています。

翻訳者は日本語訳を正確に行うことに努めておりますが、間違い、情報の欠落、あるいは掲載情報の使用に起因して生じる結果に対して一切の責任を負わないものとします。

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