7-18 日本ビール検定 2級予想問題集18 問86~90
ビール🍺を詳しく知って、より美味しく楽しむために。
また年2回実施される日本ビール検定(びあけん)対策として。
力試しの予想問題集を作成しました。
ビールのことをもっと詳しく知りたくなったらマガジン「美味しいビール、こちらにご用意しています」をぜひご覧ください。
2級予想問題集18 問86~90
問86 大麦麦芽の輸入
ビール製造に使われる麦芽は 9割以上が輸入されている。2020年の財務省貿易統計によると輸入量の第1位が英国及びEU、第3位がオーストラリアであり、上位3カ国で輸入量のほとんどを占める。第2位の輸入国を次の選択肢から選べ。
a. アメリカ
b. カナダ
c. トルコ
d. アルゼンチン
問87 日本の大麦栽培
日本の大麦は北海道は春まき、本州以西は秋まきで栽培される。秋まきでは 11月頃に種まきを行うが、収穫は何月になるか。次の選択肢から選べ。
a. 4月
b. 5月
c. 6月
d. 7月
問88 ビールを持ち運ぶ容器
アメリカを中心とした海外のビール醸造所で量り売りをする際に使われてきたビールを持ち運ぶことができる炭酸対応の容器をグラウラーというが、その材質は主に2種類ある。1つはステンレス製だが、もう一つの材質は何か。次の選択肢から選べ。
a. ガラス製
b. 陶器製
c. PET(ペット)
d. FRP
問89 キリンビールの歴史
国内ビールメーカーで最も歴史のあるキリンビールは元々、神奈川県横浜市の山手地区にビール工場があったが 1926年、横浜港の対岸となる鶴見地区にビール工場を移転した。その理由を次の選択肢から選べ。
a. 海外進出を強化するため
b. 地価が上昇したため
c. 鉄道輸送の利便性を向上するため
d. ビール工場が倒壊したため
問90 ビール製造の記録が残る修道院
9世紀にヨーロッパで最大規模を誇ったザンクト・ガレン修道院には、現在に近いビール工場の設計図が残されている。この修道院がある国を次の選択肢から選べ。
a. オーストリア
b. スイス
c. ドイツ
d. ルクセンブルク
2級予想問題集18 解答および解説 問86~90
問86 大麦麦芽の輸入
解答:b. カナダ
2020年の財務省貿易統計によると、輸入量合計は約 43万トンで
第1位 英国およびEU 約23万トン強(53%)
第2位 カナダ 約12万トン(28%)
第3位 オーストラリア 約 8万トン(19%)
という内訳になっています。日本でも輸入麦芽の1割にも満たない量ですが国産ビール大麦は生産されています。
問87 日本の大麦栽培
解答:c. 6月
秋まきの大麦栽培は、11月に種まき、翌年1月に葉が数枚になったら麦踏を行います。春先までに2~3回ほど麦踏を行います。4月に穂が出て、40~50 日後に収穫適期を迎えるので6月が収穫の月となります。
問88 ビールを持ち運ぶ容器
解答:a. ガラス製
二重構造であれば保冷できるステンレス製のグラウラーが主流ですが、単層構造のステンレス製やガラス製のグラウラーは、そのまま冷蔵できるメリットがあるので、用途やデザインなどによってグラウラーの選択肢は幅広くあります。
問89 キリンビールの歴史
解答:d. ビール工場が倒壊したため
1923年に起きた関東大震災により、キリンビールの山手ビール工場は壊滅的な被害を受けて倒壊しました。横浜発祥なので横浜市内で、強固な土地であり運河と国道とに面している利便性の良さから鶴見区生麦が選ばれました。
(参考PDF)キリンビール横浜工場の概要とCSV活動
問90 ビール製造の記録が残る修道院
解答:b. スイス
当時の記録では、製麦・仕込み・発酵・冷却のビール製造工程と、工程ごとに部屋を分けるなど、現代に近い設計図でした。
まだまだサポートしてもらえるような実績はありませんが、ご期待に応えられるよう頑張ります!