ベランダに日が当たるならソーラーパネルは必需品と言っていいかもしれない
私はかれこれ７年間、A3サイズくらいの25W太陽光パネルを使ってベランダ発電を我慢して続けてきたのですが、基本的にめちゃくちゃコスパが悪いし、ベランダ狭いのに自動車用バッテリーとか邪魔で重いし、けっこう悩みの種でした。どうにかしてより使いやすいようにしたくて調べて試してきた結果、ようやく先日、スッキリする解決方法が見つかりました！
この方法によってベランダに日が当たるなら、一家に一台、太陽光発電パネルは必需品と言ってもよいのでは？と思いましたので、ぜひ参考にしてみてください。
これまでのベランダ発電の欠点
これまでの欠点を簡単にご紹介させてください。「ベランダ 太陽光発電」とかで検索すると大量に出てくる発電システムに必要なのは、下の写真にあるようなパーツです。
太陽光発電パネル（A3サイズで出力 20～25w）
バッテリー（自動車用・バイク用 １つでOK）
チャージコントローラー
電圧計
ケーブル（２本以上）
USB充電器など（他機器への電源供給用パーツ）
太陽光発電は直流なので配線は簡単です。特殊な道具も不要ですし電極のプラスとマイナスを間違わなければ、誰でも可能なのは良いのですが、とにかくこれらがベランダの限られたスペースではクソ邪魔。日の角度や向きは、季節や時刻によって変わるので、太陽光発電パネルは動かしやすいようにケーブルは数メートルの長さがある方が使いやすいですが、この面でもスペースが必要です。
このように邪魔で場所を取るのが、ベランダ太陽光発電にとっては最大の欠点でした。加えてバッテリーの重さもあります。自動車用バッテリー（写真 白）は 15kg前後あるので移動する気にならないです。バイク用の小さいやつ（写真 黒）でも 4kg以上あります。小さい割に重いので置き場所を選びます。エアコンの室外機の上とかに放置すると、ケースが凹むことがあるので注意してください。バッテリーの費用も悩ましいです。１個 4～5,000円するし、１年経てばヘタります。２年は持ちませんでした。コスパ悪い原因もまたバッテリーです。
さらに発電量が不明なのも困りものでした。どれくらい発電できているのか？よく分からないまま、果ての無いマラソンを走らされているような気分でしたね😅
今回、コンパクトに改善したソーラーパネル発電システム
そんな悩ましい既存の発電システムを、劇的にコンパクトかつ不満を一気に解消できたのが上の写真の構成です。これだと簡単に移動できるし狭いところにも置けます。パーツ類は３つまで少なくなって
同じ太陽光発電パネル（A3サイズで出力 20～25w）
DC-DCコンバーター（USB typeA の差込口付き出力 5V 最大3A 15w相当）
モバイルバッテリー（10,000mAh、スマホを直接つないでも可）
ケーブルも付属品で付いていたので準備不要でした。この中だと DC-DCコンバーターって何？と思われるでしょうが、パソコンやスマホの充電用アダプタの直流版と思ってもらればOKです。太陽光発電パネルは日の当たり具合によって電圧と電流が変化するので、この DC-DCコンバーターで出力を USB規格の 5V 最大3Aに安定化させるための部品です。
自動車用バッテリーをモバイルバッテリー（10,000mAh）に置き換えたので、持ち運び自由だし発電量も一目瞭然です！ 太陽光発電パネルの出力が 25Wの場合、快晴や晴れで直射日光が当たる状態だと 4～5時間でフル充電可能だと分かるようになりました。
現在は、ソーラーパネルと DC-DCコンバーターがセットになった商品も販売されています！ これだとあとはスマホやモバイルバッテリーをつなぐだけで使えます。リンクしますので興味ある方はぜひチェックしてみてください。
太陽光発電パネルですが、本当に発電するのか？が怪しい商品でもありまして、口コミ欄で「ちゃんと発電します」と書かれている商品を選んでもらいたいです。
すでに太陽光発電パネルを持っている方は、DC-DCコンバーターだけで良いでしょう。私は今回、下記の商品を使用しました。わずか 1,000円前後ですよ！ USB-Aの接続口が付いているので手間や追加コストがかからず助かりました。ついでに私が使っている出力 25W の太陽光発電パネルの同等品もご紹介します。こっちも 5,000円くらいです。
費用対効果も劇的に改善され、災害時にも役立つので一家に一台、設置されるようになってほしい
上記の例によると、必要な初期費用は 4,000～6,000円です。モバイルバッテリーは別計算ですが、スマホ等を直接つなげばよいと考えれば追加費用は不要でしょう。非常にお手頃な費用内に収まっていると思います。
災害時に停電が長時間、起きてしまうとスマホの充電が心配になりますが、これなら計算上で１日間の晴れ間があれば一家３～４人分の対応できます（スマホのバッテリー容量によります）。
その他の使い方ですが、私は部屋があまり明るくなくてよい時には、LEDランタンを使っているので（下記のリンク参照）、その充電用にモバイルバッテリーがあると便利です。他にも Bluetooth スピーカーや仕事で使うヘッドセットの充電とかも行っていますね。
最後に理想論なのですが、多くの人がこのようなコンパクトな太陽光発電システムを使うようになれば、結果的に火力発電や原子力発電への依存度を下げることができて、より安心して暮らせるようになるのでは？と考えています。塵ツモなんですけどね。今回紹介したように安くて便利な面もあるので、ぜひご検討よろしくお願いします！
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