7-8 日本ビール検定 2級予想問題集8 問36~40
ビール🍺を詳しく知って、より美味しく楽しむために。
また年2回実施される日本ビール検定(びあけん)対策として。
力試しの予想問題集を作成しました。
ビールのことをもっと詳しく知りたくなったらマガジン「美味しいビール、こちらにご用意しています」をぜひご覧ください。
2級予想問題集8 問36~40
問36 ビールの語源
英語では「beer(ビア)」と表されるビールという単語の語源とされるものの中で、有力とされる説を次の選択肢から選べ。
a. bibere(ビベール):ラテン語
b. biere(ビエール):フランス語
c. beuro(べウロ):ゲルマン語
d. bier(ビーア):オランダ語
問37 ホップ添加の手法
ホップには苦味づけと香りづけの2つの役割があるが、苦味づけをするためのホップ添加の手法を次の選択肢から選べ。
a. ケトルホッピング
b. ドライホッピング
c. ディップホッピング
d. レイトホッピング
問38 大麦と小麦の違い
ビールには大麦と小麦の両方が原料として使用されるが、小麦には豊富に含まれていて、大麦にはほとんど含まれていない成分を次の選択肢から選べ。
a. グルテン
b. ビタミンB1
c. カリウム
d. 食物繊維
問39 見た目でわかるビールの美味しさ
ジョッキに注がれたビールは見た目でも美味しさが分かるが、美味しさのサインとして誤った選択肢を次から選べ。
a. 泡がきめ細やかで長持ちする
b. グラスの内側に気泡がある
c. レーシングが残る
d. フロスティミストができている
問40 日本人による初めてのビール工場建設
1876(明治9)年に日本人によって初めてビール工場が建設された。その場所はどこか次の選択肢から選べ。
a. 東京
b. 吹田
c. 札幌
d. 横浜
2級予想問題集8 解答および解説 問36~40
問36 ビールの語源
解答:a. bibere(ビベール):ラテン語
ラテン語で「飲む」を意味する「bibere(ビベール)」が有力な説です。日本語の「ビール」の発音は、18世紀後半に江戸で盛んになった蘭学によって紹介されていて、オランダ語「d. bier(ビーア)」に由来すると考えられています。
問37 ホップの役割
解答:a. ケトルホッピング
苦味づけには、ビターホップを多く煮沸開始時に麦汁へと投入します。これをケトルホッピングと呼びます。長時間煮沸することで苦味が抽出されます。「c. ディップホッピング」はキリンビールが開発した、主発酵のタイミングで香りづけを目的としたホップ添加手法です。
問38 大麦と小麦の違い
解答:a. グルテン
3問連続で選択肢が a でしたが、惑わされずに選択できましたか(笑)。「a. グルテン」は、小麦の胚乳に豊富に含まれている成分で、粘りや弾力性を生み出す特性があり、パンや麺類の製造に必要な成分です。b~d の選択肢は、大麦と小麦ともに含まれている成分です。
(参考)文部科学省 食品紹介:大麦、小麦粉
問39 見た目でわかるビールの美味しさ
解答:b. グラスの内側に気泡がある
グラスの洗浄がよくない場合に、グラスの内側に気泡が付いて、汚れが残っていることが分かります。a, c, d の選択肢は、ビールの美味しさを示す見た目で分かるサインです。
問40 日本人による初めてのビール工場建設
解答:c. 札幌
開拓使の事業担当であった村橋久成が意見書を提出して、ビール製造に適した冷涼な気候や原料、氷雪があるという理由で、当初建設予定だった東京から札幌へ建設地を変更させました。