7-17 日本ビール検定 2級予想問題集17 問81~85
ビール🍺を詳しく知って、より美味しく楽しむために。
また年2回実施される日本ビール検定(びあけん)対策として。
力試しの予想問題集を作成しました。
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2級予想問題集17 問81~85
問81 大日本麦酒の設立1
1906(明治39)年、渋沢栄一らが設立した札幌麦酒株式会社、鳥井駒吉が社長を務めた大阪麦酒株式会社とあともう一社が合併して大日本麦酒株式会社が誕生したが、そのもう一社を次の選択肢から選べ。
a. 丸三麦酒醸造所
b. 帝国麦酒株式会社
c. 日本麦酒醸造会社
d. 麒麟麦酒株式会社
問82 大日本麦酒の設立2
1907(明治40)年、桜田ビールを発売していたビール会社が大日本麦酒株に買収された。そのビール会社を次の選択肢から選べ。
a. 日本麦酒鉱泉株式会社
b. 東京麦酒株式会社
c. 東洋醸造株式会社
d. 桜麦酒株式会社
問83 ドラフト・ビアの意味(英語)
英語で「ケグ・ビア」は樽詰めビールを指します。では英語で「ドラフト・ビア」は何を指すでしょう。次の選択肢から選べ。
a. 生ビール
b. シャープで辛い味わいのビール
c. グラスに注がれたビール
d. 特別に選抜されたビール
問84 アメリカのホームブルーイング
アメリカでは 1979年にホームブルーイングが解禁され、ビールの醸造量が一定の数量まで無税である。その限度量を次の選択肢から選べ。
a. 醸造者一人あたり 100gal(約 379リットル)
b. 醸造者一人あたり 200gal(約 757リットル)
c. 一世帯あたり 100gal(約 379リットル)
d. 一世帯あたり 200gal(約 757リットル)
問85 ビールを飲むのに適した温度
一般的なピルスナービールの場合、飲むのに適しているのは 6~8℃ と言われている。ビールを冷やし過ぎると、泡立ちが悪くなったり、タンパク質や炭水化物が結合して混濁を生じる事がある。それはなんと呼ばれるか。次の選択肢から選べ。
a. 冷凍混濁
b. 寒冷混濁
c. 液温混交
d. 液温屈折
2級予想問題集17 解答および解説 問81~85
問81 大日本麦酒の設立1
解答:c. 日本麦酒醸造会社
ヱビスビールを作っていた日本麦酒醸造会社は、馬越恭平が社長を務めており、大日本麦酒株式会社へ多くのビール会社の統合させていく、その中心的な役割を果たしていきます。「東洋のビール王」の異名を持つようになります。
問82 大日本麦酒の設立2
解答:b. 東京麦酒株式会社
3社合併の翌年、大日本麦酒株式会社は東京麦酒株式会社を買収して間もなく、神奈川県横浜市にあった東京麦酒のビール工場は、製びん工場へ転換され、その後、日本最大級の製びん工場になっていきます。
問83 ドラフト・ビアの意味(英語)
解答:c. グラスに注がれたビール
日本では「ビールの表示に関する公正競争規約」で、生とドラフトの言葉は同一視されていますが、世界的には「ドラフト・ビア」はグラスに注がれたビールを指しているので、a. 生ビール(=非熱処理ビール)を指すとは限りません。
問84 アメリカのホームブルーイング
解答:d. 一世帯あたり 200gal(約 757リットル)
カリフォルニアのシエラネバダ・ブルーイングなど、現在ではホームブルーイング出身のクラフトブルワーが多く活躍しています。
問85 ビールを飲むのに適した温度
解答:b. 寒冷混濁
寒冷混濁が起きると、ビール中の成分が凝縮しているので体に害はありませんが、ビール本来の味が損なわれてしまいます。冷凍庫内で急激に冷やすことも避けてください。