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7-23 日本ビール検定 2級予想問題集Part2-3 問121~130

ビール🍺を詳しく知って、より美味しく楽しむために。
またビア検(びあけん)対策として。力試しの予想問題集を作成しました。
100問目までは Part 1 として下記の目次からチャレンジしてみてください。

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2級予想問題集Part2-3 問121~130

問121 中世ドイツのビール作り

中世ドイツのビール作りは、一年のうち、どの時期に行われていたか。次の選択肢から選べ。
a. 1月から7月まで
b. 4月から11月まで
c. 7月から翌年1月まで
d. 9月から翌年3月まで

問122 イギリスでのホップの普及

イギリスでは中世以前からキヅタなどで強く香味付けされたエールが主流だったが、ホップが普及したのは何世紀以降か。次の選択肢から選べ。
a. 15世紀
b. 16世紀
c. 17世紀
d. 18世紀

問123 産業革命

1781年にボルトン・ワット商会が発売した産業機械が、ビール醸造所に導入されビール製造の近代化が大いに進んだ。その産業機械はどれか。次の選択肢から選べ。
a. 蒸気機関
b. 麦汁撹拌機
c. アンモニア冷凍機
d. 自動製びん機

問124 科学機器による革新

1785年、ジェームズ・バーバーストックによる研究で、ビール製造の各工程ごとに活用されるようになった科学機器はどれか。次の選択肢から選べ。
a. 温度計
b. 湿度計
c. 検糖計
d. 重量計

問125 ビール市場シェア

英調査会社ユーロモニターによると、2020年の世界のビールシェア上位4社(ABインペブ社、ハイネケン社、カールスバーグ社、華潤ビール社)のシェア合計はどれか。次の選択肢から選べ。
a. 約50%
b. 約60%
c. 約70%
d. 約80%

問126 ラガービール

ラガービールは下面発酵ビールと呼ばれるが、その理由はどれか。次の選択肢から選べ。
a. ビール酵母が麦汁の下面に不純物を集めるため
b. 麦汁の色が下面から変化していくため
c. 発酵中にビール酵母が下面から浮かび上がるため
d. 発酵後にビール酵母が下面に沈むため

問127 ビアスタイル(エール)

発祥はイギリスやアイルランドであり、濃い銅色から黒色の色合いで、アルコール度数 7.0~12.0%と高めであり、18世紀にロシア皇族が好んで輸入したビアスタイルはどれか。次の選択肢から選べ。
a. スコッチエール
b. アイリッシュエール
c. ESB
d. インペリアルスタウト

問128 ベルギー

ベルギーは四国地方の1.5倍程度の小国ですが、多種多様なビール文化が発達している。ベルギーで作られているビール銘柄は何種類以上と言われているか。次の選択肢から選べ。
a. 200種類以上
b. 500種類以上
c. 700種類以上
d. 1,000種類以上

問129 自然発酵ビール

空気中や木樽に存在する野生酵母を使ってビール醸造を行うランビックというビアスタイルは、どの国が発祥とされているか。次の選択肢から選べ。
a. イギリス
b. アイルランド
c. ドイツ
d. ベルギー

問130 セッションビール

アメリカ発祥のビアスタイルの一つであるセッションビールは、どのような特長があるか。次の選択肢から選べ。
a. アルコール度数を4~5%に抑えて飲みやすくする
b. 軟水を使って明るい黄金色にする
c. 使用するホップの種類を増やす
d. ラガー酵母を常温で発酵させる

2級予想問題集Part2-3 解答および解説 問121~130

問121 中世ドイツのビール作り

解答: d. 9月から翌年3月まで
中世の時代には冷蔵庫などが無かったため、腐敗しやすい夏場を避けて行われていましたが、厳冬期には発酵が止まってしまいました。

問122 イギリスでのホップの普及

解答: c. 17世紀
慣れ親しんだ香味へのこだわりとグルート利権により、イギリスでホップが普及するのは17世紀以降です。ビール作りのホップ使用が主流となったのは15世紀頃と考えられているので、イギリスでの普及は遅い方です。

問123 産業革命

解答: a. 蒸気機関
蒸気機関は、馬に代わって水汲みや麦や麦芽の運搬、麦芽粉砕に活用されました。選択肢 b の麦汁攪拌機は、1787年にジェームズ・ワルカーによって考案されますが、この動力にも蒸気機関が使われました。

問124 科学機器による革新

解答: c. 検糖計
サッカロメーター、浮標式糖度計などとも呼ばれます。今日でもビールやワイン製造のほか、製品液中のエキス分(基本的には糖分)を測るのに活用されています。

問125 ビール市場シェア

解答: a. 約50%
上位4社のシェア内訳は、ABインペブ社 26.5%、ハイネケン社 11.0%、カールスバーグ社 6.1%、華潤ビール社 5.7%となりシェア合計は 49.3%です。

問126 ラガービール

解答: d. 発酵後にビール酵母が下面に沈むため
選択肢 c は、エール(上面発酵ビール)についての理由です。

問127 ビアスタイル(エール)

解答: d. インペリアルスタウト
名前にインペリアルが入っているのでサービス問題でしたね。インペリアルスタウトは、重厚な麦芽風味とフローラルやシトラスのようなホップ感、ハーブ香を持つビールです。

問128 ベルギー

解答: d. 1,000種類以上
日本の場合、国内主要5社の銘柄合計が150種類前後で、これ以外のクラフトビール醸造所が約800か所(どちらも独自調査のため参考まで)と言われていますが、四国地方の1.5倍の範囲内に日本全体と同レベルのビール銘柄数があることになります。

問129 自然発酵ビール

解答: d. ベルギー
ランビックは、ブリュッセルとその近郊の一部で作られたビールだけが正式に認められています。原料にも特長があり、製麦していない小麦を30~40%使います。さらに3年以上寝かせて酸化させたホップを使って、苦味の少ない軽い口当たりにしています。

問130 セッションビール

解答: a. アルコール度数を4~5%に抑えて飲みやすくする
IPAに適用したものはセッションIPAと呼ばれます。アメリカのクラフトブルワーが伝統的なビアスタイルを復活させる時に用いて、ユーザーに受け入れやすくするための工夫の一つです。

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🍺 日本ビール検定 受験用 もくじ
🍺 7-1 日本ビール検定 2級予想問題集1 問1~5
🍺 7-20 日本ビール検定 2級予想問題集20 問96~100
🍺 7-21 日本ビール検定 2級予想問題集Part2-1 問101~110
🍺 7-22 日本ビール検定 2級予想問題集Part2-2 問111~120
🍺 7-24 日本ビール検定 2級予想問題集Part2-4 問131~140
🍺 7-25 日本ビール検定 2級予想問題集Part2-5 問141~150

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