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7-24 日本ビール検定 2級予想問題集Part2-4 問131~140

ビール🍺を詳しく知って、より美味しく楽しむために。
またビア検(びあけん)対策として。力試しの予想問題集を作成しました。
100問目までは Part 1 として下記の目次からチャレンジしてみてください。

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2級予想問題集Part2-4 問131~140

問131 ビールの日本上陸

日本にビールが初めて上陸したのはいつ頃とされているか。次の選択肢から選べ。
a. 安土桃山時代
b. 江戸時代前期
c. 江戸時代中期
d. 江戸時代後期

問132 ビールの日本上陸2

日本にビールが上陸したのは、どの場所とされているか。次の選択肢から選べ。
a. 新潟
b. 横浜
c. 堺
d. 長崎

問133 日本人経営者による最初のビール会社

日本人経営者によって、日本で最初のビール会社となったのはどれか。次の選択肢から選べ。
a. 品川県
b. 開商社
c. 舎密局(せいみきょく)
d. 渋谷ビール

問134 外国人によるビール醸造開始

19世紀後半の幕末になると、横浜や神戸で外国人の手によるビール醸造が日本国内で次々に開始されるが、その主な理由はどれか。次の選択肢から選べ。
a. イギリスなどからビールが輸入できなくなったため
b. 日本人にビールが浸透して爆発的に売れたため
c. 外国人向けの供給量が不十分だったため
d. 貿易で国産ビールを売って外貨を獲得するため

問135 スプリング・バレー・ブルワリー

1870(明治3)年、アメリカ人のウィリアム・コープランドが横浜居留地内でビール醸造会社のスプリング・バレー・ブルワリーを創業した。その名前の由来はどれが正しいか。次の選択肢から選べ。
a. コープランドの妻の名前の一部を使った
b. ノルウェー生まれのコープランドが好きな童話の一節を流用した
c. ビール醸造の始まりの春という意味と、醸造所のある地形から「春の谷」を英語で表現した
d. 豊富な湧水が得られる醸造所のある地形から「湧き水の谷」を英語で表現した

問136 スイングカラン

飲食店内でビールを注ぐ時、注ぎ口の部分をタップやカランと呼ぶが、その中でスイングカランと呼ばれるものの特長はどれか。次の選択肢から選べ。
a. カランの形状が丸く、レバーのかけ具合で抽出流量を調整できる
b. ハンドルを左右に振ることでビールが出てくる
c. 抽出口の口径が一般的なタップより大きい
d. 手前に倒すとビールが出て、奥に倒すと泡が出る

問137 ビール樽

ビール樽には「ケグ」と「カスク」の2種類があるが、この違いは何か。次の選択肢から選べ。
a. 材質が金属製がケグ、木製がカスク
b. 形状が縦置き(寸胴型)がケグ、横向き(樽型)がカスク
c. 内容量が小型(10L前後)がケグ、それ以上がカスク
d. 回収して再利用できるのがケグ、使い捨てがカスク

問138 グラウラー

水筒と違って炭酸ガスを保持できるビール保存ボトルのグラウラーの特長として誤っているのはどれか。次の選択肢から選べ。
a. 容量は0.5Lから2Lまでが主流
b. 洗浄して何度も使用できる
c. 材質がステンレス製のもののみ、グラウラーと呼ばれる
d. 蓋にタップが付いたビアサーバーとして使える製品がある

問139 ビールジョッキ

取っ手付きのビールグラスであるビールジョッキの語源はどれか。次の選択肢から選べ。
a. jake
b. jam
c. jock
d. jug

問140 ビールグラスの扱い方

ビールを美味しく味わうためにビールグラスの扱い方は非常に重要だが、ビールの味を損なう恐れのある誤った扱い方はどれか。次の選択肢から選べ。
a. 専用のスポンジを使って油分を完全に取り除く
b. ふきんを使ってしっかり水分を取り除く
c. ビールグラスを冷凍庫に入れて凍らせない
d. 食材のにおい移りを防ぐ

2級予想問題集Part2-4 解答および解説 問131~140

問131 ビールの日本上陸

解答: c. 江戸時代中期
当時は鎖国下だったため、ビールが生活に根付くことはありませんでした。最初に文献に登場するのは 1724(享保9)年に刊行された「阿蘭陀問答」となります。

問132 ビールの日本上陸2

解答: d. 長崎
江戸時代に唯一、他国と貿易ができたのは長崎です。相手国はオランダ(出島で行われた)と中国の2カ国のみでビールもこの時に上陸しました。

問133 日本人経営者による最初のビール会

解答: d. 渋谷ビール
品川県と舎密局はビール工場を建てましたが商品化には至らず、企画段階でとん挫した大阪の開商社に招聘されたアメリカ人醸造技師のフルストを雇った渋谷庄三郎が、大阪の堂島で1872(明治5)年に渋谷ビールを起こしました。

問134 外国人によるビール醸造開始

解答: c. 外国人向けの供給量が不十分だったため
横浜や神戸に外国人居留地が置かれ、洋酒の輸入も増大します。ビールはイギリスなどから輸入していましたが、低アルコールで輸送効率が悪く効果になるため供給量が不十分でした。

問135 スプリング・バレー・ブルワリー

解答: d. 豊富な湧水が得られる醸造所のある地形から「湧き水の谷」を英語で表現した
当時、横浜山手123番地など天沼と呼ばれた地区は、湧き水が豊富に湧き出ていたため、原料水や麦芽破砕機を水車で動かす動力源として活用されました。
私がこの現地を実際に巡った記事と動画を公開しているので、ぜひ 9-2 ビール名所めぐり #2 ビアザケ通り(旧スプリングバレーブルワリー周辺) をご覧ください。

問136 スイングカラン

解答: b. ハンドルを左右に振ることでビールが出てくる
詳しくは、下記のリンクから項目 3.3.4 ④ タップ・カラン をご覧ください。選択肢 a はボールタップ、c はピルスナーウルケル専用タップ、d は現在主流の2口タップの特長です。

問137 ビール樽

解答: b. 形状が縦置き(寸胴型)がケグ、横向き(樽型)がカスク
ケグは炭酸ガスで押し出すためビールにガスが溶け込みますが、カスクは重力やハンドポンプでビールを出すので、発酵による自然なガスの味わいを楽しめます。ビアバーでは「カスクコンディション」と表示が差別化されている場合があります。

問138 グラウラー

解答: c. 材質がステンレス製のもののみ、グラウラーと呼ばれる
材質は、ステンレス製の他、ガラス製や陶器製があります。ステンレス製は2重構造になっているものが多く、長時間(12時間程度)の保冷機能があります。ガラス製や陶器製は保冷機能が劣るので、グラウラーごと冷蔵庫に入れて冷やします。

問139 ビールジョッキ

解答: d. jug
語源となった発音はジャグといい、それがなまってジョッキとなりました。実際の英会話では beer mug(ビアマグ)と言います。

問140 ビールグラスの扱い方

解答: b. ふきんを使ってしっかり水分を取り除く
ビールグラスを洗った後は、ふきんを使わず水気を切り、しっかり自然乾燥させます。ふきんから微細な繊維くずや油分が付着して、泡立ちや泡持ちが損なう原因になります。

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🍺 日本ビール検定 受験用 もくじ
🍺 7-1 日本ビール検定 2級予想問題集1 問1~5
🍺 7-20 日本ビール検定 2級予想問題集20 問96~100
🍺 7-21 日本ビール検定 2級予想問題集Part2-1 問101~110
🍺 7-22 日本ビール検定 2級予想問題集Part2-2 問111~120
🍺 7-23 日本ビール検定 2級予想問題集Part2-3 問121~130
🍺 7-25 日本ビール検定 2級予想問題集Part2-5 問141~150

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