7-15 日本ビール検定 2級予想問題集15 問71~75
ビール🍺を詳しく知って、より美味しく楽しむために。
また年2回実施される日本ビール検定(びあけん)対策として。
力試しの予想問題集を作成しました。
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2級予想問題集15 問71~75
問71 ギリシャ・ローマのビールの歴史
紀元前 300年頃のローマ時代、ローマの属州だったイベリア半島にいたケルト人がビールを盛んに作っていて、特にイベリア半島で作られたビールはなんと呼ばれていたか。次の選択肢から選べ。
a. シカル
b. アルー
c. セリア(セレヴィジア)
d. べウロ
問72 サッポロビールの歴史
1900(明治33)年、札幌麦酒が東京進出の拠点として買収した土地はどれか。次の選択肢から選べ。
a. 東京都墨田区吾妻橋
b. 東京都目黒区三田
c. 千葉県船橋市高瀬町
d. 神奈川県横浜市生麦
問73 ペールエールの水質
ペールエールを作る際、ミネラル豊かな硬水に調整することを「パートナイズ(パートン化)」と呼ぶが、これは何に由来しているか。次の選択肢から選べ。
a. この作業の発明者の氏名
b. ペールエール発祥の地名
c. 硬水の別名
d. 水の神様の名前
問74 ビールの貯酒(後発酵)期間
ビールの貯酒(後発酵)期間は、ビアスタイルや銘柄によって様々ですが、標準的な下面発酵ビールの場合は、どのくらいの期間になるのか、次の選択肢から選べ。
a. 約 10日間
b. 約 14日間
c. 約1か月間
d. 約2か月間
問75 国民一人あたりビール消費量
キリンホールディングスの「2020年 世界主要国のビール消費量」調査によると国民一人あたりビール消費量の第1位はチェコだが、過去何年間、連続1位を継続しているか、次の選択肢から選べ。
a. 6年間(2015年~2020年)
b. 12年間(2009年~2020年)
c. 20年間(2001年~2020年)
d. 28年間(1993年~2020年)
2級予想問題集15 解答および解説 問71~75
問71 ギリシャ・ローマのビールの歴史
解答:c. セリア(セレヴィジア)
これは現在のスペイン語でビールを表す「セルベッサ」の語源になりました。a. シカル は紀元前 3000年頃、メソポタミアのシュメール人が作ったビールで、麦や葦の茎をストロー状にして、不純物を避けながら甕に入ったビールを吸って飲んでいました。
問72 サッポロビールの歴史
解答:a. 東京都墨田区吾妻橋
ここは現在、アサヒビール本社がありますが、最初にビール工場を建てたのはサッポロビールでした。「浩養園」と呼ばれた名庭園があり、ビアガーデンとしても使われていました。その名はサッポロビール名古屋ビール園に受け継がれています。
問73 ペールエールの水質
解答:b. ペールエール発祥の地名
ペールエールは、イングランド中部のパートン・オン・トレントで生まれたビアスタイルです。独特の琥珀がかった色が生まれた理由が、パートン・オン・トレントの硬水にあり、ペールエールを作るために、このような水質に調整することを「パートナイズ(パートン化)」と呼ぶようになりました。
問74 ビールの貯酒(後発酵)期間
解答:c. 約1か月間
貯酒(後発酵)は低温で熟成させることで、味を美味しくするのと同時に、嫌なにおいの原因物質を別の物質に変換する役割があります。また加圧冷却している間に、発生した炭酸ガスをビール中に溶解させ、のどごしと泡を作り出す役割もあります。
問75 国民一人あたりビール消費量
解答:d. 28年間(1993年~2020年)
2020年調査時点でチェコ国民一人当たりビール消費量は 181.9リットルなので、大体お風呂一杯分(200L)と等しい。第52位の日本国民の 34.9リットルと比較すると 5.21倍もの開きがあります。