高級品ブランド品が一見ダサい理由

@hiru_377 2018年2月5日

高級ブランド品のカタログ見てると、正直目を見張る程ダサいと感じてしまうものがあるんだけど、実はそれには理屈があって、 普通は普通に格好いいモノを求めてしまうけど、普通に格好いいモノってのは、あくまで庶民の感性の延長線上にあるものなんだよね。

高級品ってのは、その「普通に格好いい」からいかに逸脱するかも恐らくデザインのテーマになっていて、「普通に格好いい」からの逸脱が、庶民の感性では測れない「凄み」のようなものに繋がって、それを素材の質や値段で演出することでブランド力に変換しているんだよね。

だから高級品ってのはダサくてOK。 庶民には理解できないものだから。 あと特にダサいと感じるのは、スタンダードなものではなく日本限定モデルみたいなやつが多くて、なぜかというと、 そういった入り組んだモノは、恐らく装飾品としての需要ではなく、

金持ちのコレクターズアイテムとしての需要が大きくて、 別に時計だからといって身に着けるものではないので、ダサくてもOK。 逆にニッチでダサければダサいほど、金持ちの「通」同士には理解できるから、 見てくれの格好良さとかではなく、そういうフィールドで楽しむためのものなんだよね。

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