「ブラックパンサー」から見る日本と海外の超能力偏差値の違い。
特殊能力ってのは能力者の個性の1つだから、本人の性格だったりその能力を授けられる際の背景が、能力者のイメージと合致していることが結構大事だと思うんだけど、 ブラックパンサーの能力はフェイタンのペインバッカーなんだけど、そういう意味で言うとなんの繋がりも感じられなかったのが残念
これ仮説だけど、アメリカって日本と比べて特殊能力後進国だからじゃないかな。 日本は漫画文化が発達している上に、 日本人は小さい民族だから、基本的にジャイアントキリング思想が根付いている気がするんだよね。 戦う時にはただ殴り合っても勝てないので、フィジカル以外に必要な力について空想
が進んで、それが超能力の掘り下げのに繋がった気がするわ。 逆にアメリカは体格に恵まれてるしその中でも特にフィジカルマッチョ思想だから、特殊能力について長らく考える必要がないから発展しなかったと。 だからアベンジャーズのような特殊能力モノが人気を博した時、その能力の掘り下げが
不十分で、大雑把だし思想性が薄くなってるんじゃないか説。 作ってる側は勿論わかって作ってるけど、見る側には求められてないって感じ。
あとアベンジャーズは大衆映画だから、アメリカ人の大多数は、ワカンダのことを無自覚に下に見ているというか、ああいったデリカシーのないアメリカ思想の押し付ける感じを見て、そうだそうだと思うんだろうなってのが、 なんだかなーって感じだった。