嗅ぐ力をチェックする7つの項目#3
3 まわりの人が自分を何となく避けているように感じないか
最近何だかまわりの人が自分を避けているように感じる、と思う方いませんか?
避けるにはさまざまな理由があると思います。そのひとつに、においがあります。
においは、一種のタブーです。
「あなたクサイです」と面と向かって言いにくいのです。
そのためクサイ人を避けるという行動に出ます。
嫌われているのではありません。においが気になるのです。
チェック2のように強烈な靴下のにおいがする人がいたならばその人から距離を置きたくなりませんか?
嫌なにおいから距離を置きたくなるのは当たり前なことです。もし、何となく避けられている感じがしているときは、ご自分のにおいを気にしてみてください。その時のポイントは自分ではわからない、嫌なにおいが自分から出ているのかもしれません。
自分のにおいは自分では正確にわからない
勇気を出して信頼出来る人に聞いてみてください。
ダイレクトに、自分がクサイかどうか。
においが原因ならにおいのもとを気にすれば変われます。
原因がにおいなら、その原因を取り除く方法を考えればいい。
嫌われているから避けられているのでなく、自分では感じないにおいが原因かもしれません。
嗅ぐ力の低下のために自分のにおいがわからないからかもしれません。チェック1、チェック2に関連します。自分でわからないにおいが、クサいと感じさせるのかも知れません。
「自分がクサいはずがない」というのは、妄想です。
問題なのはにおいの強さです。
においの物質は多い少ないの違いはありますが必ず存在しています。
たとえば、しょう油のにおいは独特な濃いにおいで、やや刺激臭です。しかし、しょう油薄めていくと砂糖を焦がしたようなにおいになり、さらに薄めると何となく花のようなにおいになってきます。
においの強弱でにおいの感じ方は変わるのです。においが強い場合、靴下のにおいのように強烈になります。
周りの人たちが何となく避けているように感じたら、ひとつの原因として自分のにおいを疑ってみてください。
やっかいなのはこれも同じですが、
嗅ぐ力の低下で、自分では原因のにおいがわからないことがあります。
そして、自分のにおいを毎日嗅いでいるので自分のにおいがわからなくなっている嗅覚順応という理由もあります。
「ひょっとしてにおいで迷惑かけていない?そのにおいを自分ではわからないかも知れないんだ。クサかったり、においで迷惑かけていたら教えてくれない?解決したいから」
この一言で、まわりの人は協力的になるはずです。
なぜなら、においを指摘するのは、とても勇気がいるからです。
本人から聞かれることでようやくお互い、いい関係になれると思います。
なんとなく避けられていると感じたら、勇気を出して自分からにおいのことを聞いてみる
正直に自分のにおいがわからないことを打ち明ける
避けられている原因がにおいの場合、まわりの人たちが大人対応ができる方でしたら、どうすればいいかな?と相談された時、必ず協力してくれるはずです。
自分のにおいがわからない理由・・・・・・
・嗅ぐ力の低下という理由
・嗅覚順応によって慣れてしまってわからないとう理由
・特異的無嗅覚症という理由
いろいろ理由があって少しやっかいです。
嗅ぐ力をチェックする チェック3まわりの人が自分を何となく避けているように感じないか
最後に・・・・・・
先日のnote、「香害の加害者は、なぜ加害者になるのか?」に内容が似ています。香害について先にフォーカスしてしまった都合、内容がややかぶっています。ご了承ください。
今日も最後までおつきあいいただき、ありがとうございます。