〜書き残したあの風景〜【標津線西春別駅】
【写真集P.199 標津線西春別駅】
標津線の起点となる標茶と、沿線最大の駅だった中標津駅との中間にあった
西春別は、標津線内では常に乗降客が多く、賑わいのある駅であった。
毎日決まった時間になると子供にせがまれ、駅に来ていたのであろう。「きしゃ」に手を振る幼な子と、それを抱く母の居る美しい風景。
〈追伸〉
新装版発売に伴い、新たなPOP(前回掲載)を作成することとなり、様々な写真を見返しました。テーマは「人のいる鉄道風景」。そこに選んだ写真には、それぞれのドラマがあったように思います。
再掲載となるものも一部あるかと思いますが、〜書き残したあの風景〜として今後掲載を続けてゆきます。
〈標津線西春別駅 1989年4月30日 廃止〉