聞き上手になりたい!良いコーチングを提供するための基本
「へ〜!そうなんですね!!」
「もっと詳しく聞かせて!」
「いいですねぇ〜!」
昨年、受講した「平本式メンタルマネジメントスクール」の
「リーダーシップコース」の17期が始まりました。
16期に参加した受講生は、復習参加で全12回の内6回参加でき、
コーチング基礎練習の回に復習参加しました。
平本式メンタルマネジメントスクールとは?
自分とのコミュニケーション(セルフメンタルマネジメント)と
人とのコミュニケーション(組織メンタルマネジメント)を
アドラー心理学をベースにして学ぶスクールです。
なんとも説明が難しいのですが、
他人とのコミュニケーションの方法を学びながら、
自分自身の気持ちや考え方について向き合うことをします。
自分がどうしたかったのか、何が大事なのかを理解した上で、
相手の大事にしたいことも引き出せるようになるので、
自分も相手も大切にしながらコミュニケーションを取れようになります。
相手の心の状態の1.5倍で関わる
コーチングの基礎の時間では、
コーチングで用いることができる基本質問の練習と、
相手の心の状態(ステイト)に合わせることによって
話している相手が話しやすくなるかをワークを通して体験。
これこれが、こうで〜、こうだったんだよね!
へぇ〜!!そうなんですねぇ!!!
相手のノリが良いと、
自分の調子もどんどん上がって話も進みます。
逆に楽しい話も相手のノリが悪いと
段々と話を続ける気がなくなってしまうことも・・。
ステイトあり、なしで話をわざと聞くワークを通じて、
相手のステイトの1.5倍上の勢いで関わると
話し手は、話を聞いてもらっている感じや、
もっと話をしたいと思える感じがすることを体験。
そして、ネガティブな時には、
相手のステイトの-1.5倍で聞くことで
寄り添って聞いてくれている感じがすることも体験しました。
聞き上手、いいコーチングを提供するために
自分の話を気持ちよく聞いてもらえている!
もっと話をしてみたい!とクライアントの方が感じて初めて、
話をすることに向いた意識が自分の内面に向き始めるのではと思います。
そんな関わりができてこそ、
相手に気づきを生むコーチングを行えると感じました。
いい質問をすることやスキルに意識が向かいがちですが、
良い聞き手となること、基本を押さえることの大事さに気づいたのでした。
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