2023年6月14日のこと
今日の1日を日記にしてみる。
今朝は6時50分頃に目が覚めた。いつも携帯のアラームは5時半に設定しているけど最近は朝早く仕事をする必要もないし、梅雨に入ってランニングもできないので、アラームで起きることはない。それならアラーム設定をしなければいいのだけど、なんとなくそのままにしている。もし万が一朝早く起きることができれば、静かな朝の時間を楽しむことができるのだけど、最近はそのような時間を持てていない。
朝食はパン、ブルーベリー(ふるさと納税でたくさん届いた)、ヨーグルト。朝一番に必ずアイスコーヒーを飲んでいる。この記事を書いている今も、長男が通っているプログラミング教室の近くにあるカフェでアイスコーヒーを飲んでいる。一体、1日にどれくらいのコーヒーを消費しているのだろうか。そういえば、午前中に一度缶コーヒーも飲んだ。
妻は会社に行く用事があるとのことで、子供たちが登校した後にすぐ出ていった。完全に一人で自由な時間が流れた。仕事の山が落ち着いたので(今日はポケットのような日だった)、家のことを色々と片付けた。溜まっていた段ボールを紐で丁寧に十字に縛ってゴミ置き場に持っていった。ペットボトルも溜まっていたので資源ごみに出した。朝ごはんの片付けのための食器洗いは手洗いした。食洗機から水漏れするようになっているのでなんとなく使用を控えている。
大物の洗濯をした。タオルケット3枚。今日も天気は曇りで雨も降るかもしれないので、全部まとめてコインランドリーで乾燥した。タオルケット3枚+枕カバー3人分なのでそれなりに量は多かったけど、20分で全て乾燥できた。
「座り続けることは喫煙すること」と同じくらい寿命を縮めるという話を本で読んだこともあり、今日はなるべく歩こうと思った。ちょうど散髪もしたかったので、お昼ご飯を食べるついでに駅の近くまで歩いていくことにした。駅に向かうついでに図書館に寄ろうと思った。手元に読む本がないからだ。正確には読んでいる本はあるけど、数ヶ月前に読み終わった本をもう一度読み直しているので、別の本を手元に置いておきたかった。
僕は図書館の雰囲気が好きだ。なぜかはわからない。静かだし、たくさん並んでいる本を見ることが好きなのかもしれない。いつものように文庫コーナーを見て、東野圭吾の「容疑者Xの献身」を借りることにした。この本もずいぶん前に読んだことがあるのだけど、内容を全く覚えていない。あと、「ガリレオ」こと湯川学が登場する「真夏の方程式」を最近読んだばかりで、湯川学が出てくる話を読みたいと思っていた。湯川学のものの考え方は自分とちょっと似ている気がする。偏屈で合理的、科学的思考を重視することはよく似ている。
図書館を出た後は駅に向かって歩いた。今日は梅雨らしいどんよりした天気だった。蒸し暑さはそれほどでもないけど、歩いていると汗ばんでくる。雨が降るかもしれないと思って持ってきたビニール傘はちょっと邪魔だった。駅に向かう途中で家電量販店により、長男が欲しがっていたおもちゃを買った。今朝、次男と取り合いになっていろいろと面倒なことになったので、長男にも買い与えることにした。それほど高い買い物ではないし、工作のようなものなので、まぁいいかと。
何を食べようかと考えながら駅に向かった。駅の近くに小さい食堂がある。以前一度だけ入ったことがあるのだけど、家庭的な料理を出してくれる食堂で、値段も良心的だったのでそこにいくことにした。ちょうどお昼時だったので店内は混んでいた。そもそもお店が小さいので仕方ないのだけど。たまたま1席あいていたのでよかった。焼肉定食を注文した。以前、他のお客さんが焼肉定食を頼んでいたことを覚えていたからだ。ボリュームがあって、白米も味噌汁もとても美味しい。この記事を書いている今も、定食を思い出して明日も行きたくなっている。
お昼ご飯を食べたあとは床屋に向かった。駅の近くにある1000円カットは、最近いつも混んでいる。以前は2人でカットしていたけど、女性の方を最近みない。辞めてしまったのかもしれない。安いだけではなくて、なかなか腕がいいので贔屓にしているのだけど、混雑しているのは辛い。でも今日は時間はたっぷりあったので、「容疑者Xの献身」を読みながらのんびり順番を待つことにした。今日は水曜日ということもあり、いつもよりは空いていた。「前髪が元気ですね」と言われた。そんなことを言われたのは初めてだった。どう答えていいのかわからなかったので「そうですか」とだけ言った。前髪が元気と言われたときにどのように答えるのが正解だったのだろうか。仕事のストレスか、疲れか、寝不足かわからないけど、自分の髪には申し訳ないことをしていると思っている。ここ数年で白髪が急に増えた。髪の毛自体が細くなったような気もする。仕事は人生の一部なのだから、仕事で自分の身体がおかしくなるのは生活のバランスを見直すべきなのかもしれない。
家まで歩いて帰る途中で、クリーニングのことを思い出した。冬物のを毛布をまとめてクリーニングに出したいと思って部屋に出しっぱなしだった。家の近くのクリーニング屋は遠目から見ると営業しているのかわからなかったので、Google mapで営業時間を調べると水曜日は通常営業しているようだったので、毛布3枚をクリーニングに出した。久しぶりに入ったクリーニング屋には知らない女性がいた。年齢的には僕と同じか少し若いくらいだったので、店主の奥さんかもしれない。いつの間にか結婚しているのかもしれない。僕はほとんど毎日リモートワークなので、外にでることが少ない。家にこもっている間にも、外の世界はどんどん変化している。それに気がつかないのは、身体的に悪いだけではなく、何か別のものが蝕まれるような気がする。効率性とはいったいなんだろうか。「人生は寄り道が大切」というようなことを大学院時代の助手が言っていたけど、その言葉を思い出した。ランニングしたり、散歩したりする時間自体はまったく仕事に関係しないのだけど、そういった「仕事外の活動」が仕事に良い影響を与えている。ずっと椅子に座っているだけが仕事ではないのだ。
長男のプログラミング教室にはバスで向かう。来年には自分一人でいってほしいけど、今はまだ一緒に付き添っている。この記事はそのプログラミング教室の近くにあるカフェで書いている。一緒にバスでいくことが大変かなと思っていたけど、カフェで仕事をしたり、本を読んだり、買い物をしたりできるので、意外と良い時間になっている。
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