「超絶大激変人生」はデジタルハリウッドから始まった!
「デジタルハリウッドでCGを学んだら
ロボットの研究所でアルバイトをすることになって
世界でも稀なロボットデザイン事務所に就職をして
起業してロボットデザイナーになって
デジタルハリウッドで教職に就いた」
という企画で書き始めたのですが、
どうもデジタルハリウッドを通ってなければ
現在は1mmも無かった事に大いに気が付きました。
なぜこんなルートを通ることになったのか?
どうしてロボットデザイナーになったのか?
デジタルハリウッドのおかげで想像しないルートに進み、
予想だにしないエキサイティング人生を超速紹介します。
偶然と偶然と偶然と勘違い
勉強せずバイクばかりカスタムしていた浪人時代、偶然テレビで見かけた杉山校長の面白さに食いついていたのを、偶然隣で見ていた母に丸め込まれ半ば強制的に入学したデジタルハリウッド専門スクール。
人生で初めて寝食を忘れてのめり込めるほど面白い3DCGと出会い卒業し、デジハリでアシスタントをしながら社会進出に不安な日々を過ごしていたある日、凄そうな名前のアルバイト募集が偶然目に入る。
「科学技術振興事業団 ERATO 北野共生システムプロジェクト」
何を勘違いしたのか、これしかない!と応募したことから全てが始まった。
アルバイトとは思えないとんでもなく濃密な毎日
面接は表参道の超素敵マンション、ラジコンのプロポのアンテナを差し棒に課題説明する後の恩師ロボットデザイナー松井龍哉さんに出会う。今振り返ってもあんなに頑張った事は無いと言えるほど課題にのめりこみ、めでたく採用となった。
もう一人の恩師、北野宏明さん(現ソニーグループ株式会社 CTO)が率いるロボットとバイオの研究プロジェクト。販売したてのAIBOがふらりと歩きトイレが電子顕微鏡室になっている好奇心が止まらない日々は、家に帰ることを忘れるほどエキサイティングだった。とにかく珍しかった3Dプリンターで、3Dデータが本物のロボットになって歩き始めたのを目の当たりにし、それはもうとんでもない衝撃を受け人生の進路が決まった。
TIME誌など世界中のメディアがひっきりなしに取材に来る職場
世界レベルの研究や研究者の中で楽しくもどきどきの日々
宇多田ヒカルさんのMVにロボット出演
世界の建築展ヴェネチアビエンナーレにロボット展示。長期間滞在でカルチャーショック!
MOMA(ニューヨーク近代美術館)のロボット展示であのジョン前田さん、深沢直人さんと握手!
(リアル)ロボットデザイナー、新職業誕生を間近で目撃
ユニクロの広告、情熱大陸、UCCのCMに出るロボットデザイナー松井さんの躍進を間近に大いに憧れる
ウェアラブルファッションショーにロボットと一緒にモデルで出演
ロボットが、フィギュアや歩くおもちゃになって販売
などなど
ここまで卒業から約1年
一瞬に感じた時間でした。世界の広さと一流の方々の視座を学べたとてつもなく価値のあった時間でした。この機会へ飛び込めたのは、デジハリがスキルと物怖じしないチャレンジマインドを持たせてくれたからです。
就職、ハイレベルで最高に面白くてエキサイティングな事ばかり
松井さんが起業したフラワーロボティクス社に入社して主にロボットと3DCGを担当。北野プロジェクト時代に引き続いてとんでもない世界レベルの仕事や社会への新しいロボットの提案に、楽しくてしょうがない日々を過ごす。
アルスエレクトロニカでロボットとダンサーの共演
バイオリニストやバレリーナとロボットの共演
世界初マネキンロボットのデザインと事業化を担当
森英恵先生最後の巡回展に光栄にもマネキンロボット担当でパリへ。アトリエでの衣装合わせとモーション付けは忘れられない
ソフィア・コッポラ監督の映画にロボット出演
ハイブランドのパーティでロボットと舞妓の共演を終えたバックヤードにジュード・ロウが「ロボットガイズ!」と握手しに来たのは忘れられない
新規航空会社ブランディングを3DCGでバックアップ
ルイ・ヴィトン新店舗オープニングにマネキンロボットが展示
モンテカルロバレエ団衣裳展にマネキンロボット採用
ハノーバーメッセでメルケル元首相にマネキンロボットを披露
ラグジュアリーホテルのスイートルーム向けロボットのリサーチへ新入社員研修に参加
アルフレッドダンヒル銀座、香港店の3DCG制作
シルクドソレイユとロボットの紙面共演
愛知万博へロボット出展
IFデザインアワード、グッドデザイン受賞
などなど
ここまで卒業から約5年、、
あっという間でした。デジハリ時代に手に入れた3DCGと、合わせて学んだ映像編集や画像編集をベースに、足りなくなったスキルと価値観を学びながら実践する毎日でした。そんな日々がいつの間にかに出来ないことが無いと思えるほどの成長を促してくれました。
大激変現在
独立してロボットデザイナーになり結婚して子供が生まれて、ブランディングなど新しい表現を交えながら、数多くのリアルロボットやテクノロジーをデザイン&プロトタイピングしてきました。そしてなんと今ではデジタルハリウッド大学で教えています。
デジタルハリウッドと杉山先生には感謝しきれません。想像もしなかった素敵な人生へと猛烈に背中を押してくれました。杉山先生はあの頃から言っていました、
「デジタルツールが普及すると自由度が高くなって夢や可能性が広がるよ!色んな職業になれるんだ!」
本当でした広がりまくりました!CGも映像もグラフィックもWEBもAIもプロトタイピングも全てを使ってロボットやテクノロジーをデザインしています。
そして今やAIが可能性と自由度をさらに広げ、個人が様々なスキルと嗜好を価値にできるマルチポテンシャライトな時代になりました。杉山先生が予見した未来が本当に来たのです。
デジタルハリウッドはスキルだけでなく、未来をポジティブに迎えに行くマインドを教えてくれました。そして超未来志向の私が出来上がりました。ロボットはAIと融合しこれからの生活を大きく変えていきます。
デジハリマインドで素敵な未来をもっともっと迎えに行きたいと思います。
デジタルハリウッドで人生は変わったか?
超絶大激変です。本当に心からこのような人生になるとは思いもしませんでした。デジハリとあの時出会わなかったらどうなっていたのか想像もつきません。
超絶大激変人生ですが非常に気に入っています。
ありがとうございました、デジタルハリウッド。
これからも超絶楽しみです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?