イベントのアップデート
ぼくたちは毎月トークイベントを開催しています。そのほかにもオファーがあったり、共催なども含めると月数本のイベントを実施してきました。
そのなかで、ここ半年考えているのが、イベントのアップデートについて。
ぼくがこれまで関わったイベント数を考えると、想像すると100は超えていて、ある程度カタチになる型は見えてきている。ある意味で型(ちょっと嫌な言い方をするとマニュアル)ができるというのは、ひとつ段階を上がったことにはあるのかもしれない。
けれど、最近感じているのは、3年前からやっていることとそんなに変わっていないことへの不安。新しく取り入れていることはもちろんあるけれど、大きなモデルチェンジはしていない。
そこへきて、Newspicksでは、イベントを開催しながらも、そのアーカイブ動画を毎回Webにアップしていて自宅やカフェなど好きなときに視聴できる。しかもそのクオリティが高い。どれくらい高いかというと、正直、現場へ行かなくても十分に楽しめるほどだ。横浜に住んでいる僕としては、会場までの移動時間と交通費、そしてイベント中の拘束時間を考えるとあまりいく気がしない。(しかも、19時以降は来客や連絡が減って、作業が捗りやすくなるゴールデンタイム。)
あえて、矛盾しているようなことを書いてみる。
というのも、先日、六本木のトークイベントにいってみたところいろいろな気づきがあった。どんな人がきているのか、会場の雰囲気や反応、自分の常識の外にいる人がいたり、参加者同士の交流があったり。端的にいって、現場に行くことの気づきも多い。
そんなイベントの帰り道、そういう現場での気づきや参加者の化学反応をおこせる仕掛け作りをこちらがどれくらい意図的につくれるだろうかというアイデアを書き出していた。
じっさいに試したいアイデアがいくつか出てきたからできるところからはじめてみようかなと思う。そのトライエラーについてはまた書こう。
(こうやって試したいアイデアが浮かぶことが実際に参加してよかった1番のことだったなあ。)