「MOVIES MEET UP MASSMASS #6」で紹介された映像7選
こんにちは、ほりごめ(@hiroyuki_ho)です。
2019年に開催していた映像をみる会を復刻しました。今回は6回目の開催になります。
2020年にフリーランスになり、そしてコロナウイルスの影響もあり、なかなか開催が難しくタイミングを見計らっていました。
映像制作に携わる身として、いろんな映像をみて研究するというのはとても重要な時間で、ずっと続けているプロセスです。というか、作業自体もとても楽しい!
ひとりでやっても良いけれど、複数人で行うと、違った視点が得られたり映像の解剖の精度もぐっとあがる実感があります。映像みる会を開催できなかったここ1年あまりはmass×massのSlack内に動画をシェアするチャンネルを開設してそこに投稿をしていました。
クローズドな場だからこそ、気づきを素直にコメントできたり、ほかのスタッフからも返信があったりとゆるゆると続けていました。
そして、今回は久しぶりの復刻ということでオンラインでの実施にチャレンジ。また、テーマを『Music Video(MV)』にしました。
イベントないで取り上げられた映像をこちらで紹介していきたいと思います!
1.ゆず『NATSUMONOGATARI』MUSIC VIDEO
石原さとみさんが出演し、横浜が主なロケ地になっています。日頃過ごしている場所がこうやって切り取られているのか...と、カメラワークの勉強にもなりました。ハイライトのやわらかさが好きで、カラーもとてもきれい。ラストでMVではあまりみないズームインされているが驚き...
2.impossible / Monday Dirty Jokes【MV】
ロケ地は横浜にある日本初の洋式競馬場の跡地。カメラはα7SIIIで、照明はNANLITEを使用しているそう。細部の美術品のつくりこみも細かく、つくり手の熱意が感じられます。後半のエフェクトもとても印象的でした。
3.優里 『ピーターパン』Official Music Video(フル)
ワンカットがめちゃくちゃながい。ダンサーの動き、カメラの動きなどあわせることが多くて、こういうときのカメラマンさんもダンサー並みに決まったテンポで動くのですごい。シンプルに優里の曲も良くてSpotifyのお気に入りに追加した。
4.odol - 時間と距離と僕らの旅 (Official Music Video)
余白の使いかたがまるで雑誌のよう。16:9の画面のなかで使われている面の大きさや位置は自由で、そこにも意思をこめられるんだと気付かされました。このフィルムのような色味やスローモーションの使い方、空の映し方が好きでした。
5.「3時12分 / TAKU INOUE & 星街すいせい」MUSIC VIDEO
画面の中で昼と夜を表現しているMV。きれいに半分されているだけでなく、カーブしている道路でくぎられていたり。カットが変わるたびに昼と夜の境目をさがしたくなるような映像。制作にどれだけ時間をかけているんだ。インターネットでは、時報的にも使われてた。
6.A_o - BLUE SOULS [Music Video]
1年前のポカリスエットのCMソング。BiSHのアイナ・ジ・エンドと、ROTH BART BARON。圧倒的なカット数ととてもきれいな背景。広角レンズの使い方、アングルはここだから成立できたとさえ思えるような斬新さがありました。こういうきれいなスタジオで撮影したい。
7.Life Vest Inside - Kindness Boomerang - "One Day"
さいごは、ちょっとした番外編。ワンカットの映像っていいよねという流れからみた2011年リリースの「One Day」。ワンカットながら、主人公が次々と変わっていき、ストーリーが紡がれていきます。言語が必要なくストレートに伝わってくるところもとても良いです。ぜひ最後まで見て欲しい。
今回は久しぶりでしたが、開催してとても良かったです。一つひとつの映像をじっくり見ながら良いポイントをシェアするのは、スキルアップだけでなく制作意欲もわいてきました。
また来月も開催したいと思います。主にTwitterでお知らせしますので、フォローしておいていただけるとうれしいです。次回のご参加もお気軽にどうぞ!
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