【読書メモ】積極的なネガティブ思考を学ぶ
大岡啓之です。
首都圏に住んでいる私、今週末は週末旅行の予定でしたが、外出自粛と降雪のため自宅で土曜日はNHK「プロフェッショナル」を視聴。そして、日曜日は読書。贅沢な時間の過ごし方でした。
(そごう横浜店 樹木希林展より)
プロフェッショナルを視聴したのは、何となく本木さんへの憧れ。50代半ばなのに、見た目が変わらずカッコいい、そんな単純な動機でした。しかし、実際に視聴してみると、ネガティブワードばかり。よくもまぁ、ここまで言うなと思うわけです。
しかし、面白いことを仰っていたのが俳優の香川照之さん。「彼(本木さん)はできていても、できていないという。120mのことができてるのに、遥か遠い700mを見つめて出来ない出来ないと言っている」と。放映された部分だけでも、映される顔の角度だったり、衣装は前日までに決めるなど、普通の人では考えられないほどストイックな考え。単純なネガティブではなくて、完璧を求めるが故のネガティブだったのです。
そんなことをベースにしながら、今週末は今後10年を見つめよう、というのが個人的な課題。思考を整え、計画を立て、そして更に思考を整えようと以下の5冊を読みました。
まず1冊目は『Think Smart 間違った思い込みを避けて、賢く生き抜くための思考法』
2冊目で紹介する『Think clearly 』の第2弾になります。この本を通して感じたテーマは「自分のサイズを考える」ということ。夢を語るとなると、歴史上の人物のように活躍をし•••なんて発想しがち(な私笑)。そんな歴史上の偉人と呼ばれる方もそこを狙った訳ではない、ということ。上を目指してはいけない、ではなくて日々やるべきことを淡々とやること、そんなことを教えてくれてます。
「Think Smart 間違った思い込みを避けて、賢く生き抜くための思考法(ロルフ・ドベリ/安原実津)」https://www.amazon.co.jp/dp/4763138022/
2冊目は『Think clearly 』。こちらの本は今回3回目ですが、気になったのはp141近辺。結局自分の能力、自分の分野で1番成果が出るそうです。あれもこれもと考えがちな私に喝をいただいた気がします。
「Think clearly(ロルフ・ドベリ/安原実津)」 https://www.amazon.co.jp/dp/4763137247/
3冊目は『ブレインプログラミング』。『話を聞かない男、地図の読めない女』の著者でもあるピーズ夫妻の一冊。
「自動的に夢がかなっていくブレイン・プログラミング(アラン・ピーズ/バーバラ・ピーズ)」 https://www.amazon.co.jp/dp/476313552X/
4冊目は『言葉の力を高めると、夢はかなう』。レゾナンスリーディングという、速読だけでなく、記憶の定着や行動習慣を変える読書法を開発された方。大切なのは普段使う言葉を整えること。そのためには、自分の叶える未来を明確に言葉にして書くことが大切と教えてくれてます。
「言葉の力を高めると、夢はかなう(渡邊康弘)」 https://www.amazon.co.jp/dp/4763138057/
そして最後は京セラの創業者でもある、稲盛和夫さんの一冊。私の中のバイブル本の1つ。物事をシンプルに考えること、仕事に喜びを見出すこと。働き方改革と言われますが、そうではなくて生き方=働き方を教えてくれています。
「生き方(稲盛和夫)」 https://www.amazon.co.jp/dp/4763195433/
私の中の結論は、
1.あれもこれもやる、という自分の思考を捨てる。
2.資産を棚卸しして、できることや成果の書き出し。
3.やるべきことの優先順位づけ
4.アファメーションになる言葉を作る
5.実行
テーマを決めて週末に本を一気読み。思考が整いますよ!