【読書メモ】星野佳路と考えるファミリービジネスマネジメント
皆さん、こんにちは。
大岡啓之です。
今日は星野リゾートの星野佳路社長が編集に携わっている一冊をご紹介します。
『星野佳路と考えるファミリービジネスマネジメント』
星野社長ご自身が星野リゾートの4代目です。一度入社した星野リゾートを離れ、別の業界に身を置いてからの経営者への復帰。それだけでも、並大抵の苦労ではないと思うのですが、ファミリービジネスの良さを先日サイトで拝見し、読むことにしました。
記事はこちらから。
まず、ファミリービジネスの定義はベンチャー企業を中心とする非ファミリービジネスとの違いを下記の通り説明しています。
・日本の法人税法下では日本の法人企業の97%が同族企業になっていて、日本経済はファミリービジネスが大きな役割を握っていること。
・しかし、理論やスキルを含めた経営手法の洗練度においては、非ファミリービジネスに比べて劣っていること。
・ファミリービジネスでは継ぐべきか継がないでいいのか、と聞かれることがあるが「継ぐべき」と答えている。理由は「リスクの軽減された起業」と考えていること、「自分に与えられたミッションであることが多い」こと。
そして、伊那食品の塚越寛会長、日本交通の川鍋一朗社長など計15人が星野社長との対談があり、それぞれの方のファミリービジネスに至るまでの経緯、醍醐味などがまとめられています。
今回はホテル経営者が携わった一冊ということでご紹介させていただきました。