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【読書日記vol.1】『バグる潜在意識』で自分の中のバグを見つける

皆さん、こんにちは。
ホテルマンひろさんこと大岡啓之です。

こちらのnoteでは、私自身が20年以上のホテルマン生活から培ってきた経験や身につけた知識からビジネスマンの明日につながるヒントになるよう投稿しています。

今日は3月20日の春分の日。星の暦の上では今日が一年のスタートということで「宇宙元旦」という表現をしたりするそうです。2024年もスタートして80日ほど。ご自身の計画は進んでいますでしょうか。私は今日から1日1冊読書日記をつけていきたいと思います。

『バグる潜在意識』を読んでみる

読書日記1日目に紹介したいのが『バグる潜在意識』という一冊。

著者は山下純子さん。現在は潜在意識行動学の第一人者として、潜在意識を活用した人生向上のためのコンサルティング活動をされる一方で、西洋美術史の解説者、はたまた千葉県の住宅リフォームを手掛ける会社の役員という三足以上のわらじを履いていらっしゃる方。はたまたかつてはシンガーとして活躍をされていたようですので、四足以上のわらじはありそうです。

そんな多面的な山下さんがまとめられたのが潜在意識に関する解説と自分自身のバグを取り、人生をプラスに導く80日間のプログラムなのです。

潜在意識とは何か?

「潜在意識」という言葉自体は耳にされた方は多いと思いますが、意識には顕在意識と潜在意識があります。

顕在意識は普段頭の中で考えていること、潜在意識は無意識に考えていること。例えばダイエットしたいと思ったとして、一方で全然痩せないどころか太ってしまった、なんてことありますよね笑。ここでいう「ダイエットしたい」という思いは頭で考えている顕在意識、でも結果として痩せていないのは痩せない自分に満足している潜在意識があるから。しかも顕在意識:潜在意識は4%:96%とも言われていたりして、潜在意識を制することが人生を良くするポイントだというのです。

では、潜在意識を良くするにはどうすればいいのか?

「じゃ、潜在意識はどのように良くするの?」と思いますよね。潜在意識は人生のこれまでに見聞きしたこと、学んだこと、考えたこと全てが詰まっている目に見えない貯蔵庫のようなもの。ここの貯蔵庫には良いことも悪いことも全て積み重なります。だから書き換えることはできません。考えてみれば、過去の記憶って遠くに追いやっていたとしても忘れてはいないですよね。例えば、学生時代鉄棒が苦手だったとして、その記憶や事実を変えることができないことを考えたら一目瞭然です。

だから潜在意識を良くするためには、まずは自分の中のバグに気がついてひたすら良い情報を入れ続けなければならないのです。

『バグる潜在意識』はどんな本なのか?

そして本書の紹介になりますが、まずは「潜在意識とは何か」についてまとめられています。上記でも簡単に書きましたが、まずそこを読むのが最初です。

そしてサブタイトルにもなっている「80日間『3行メモ』プログラム」というもの。自分の中のバグに気が付くこと、そして良質な行動に結びつける最初の一歩が「ノートにメモを書く」ということなのだそうです。

ということで80日間、課題となる文章を読み、毎日の課題に向き合うというのが本書の真髄になります。

筆者の私も80日間のうち1週間近くが経ちました。まだ「バグに気が付く」段階ではありますが、メモを書いた後に起こした行動は…

・尊敬する方の本を図書館に借りに行ったこと(これから読む)
・デスクを整理し、過去の父からの手紙を再読。自分への思いに触れ、行動指針が1つ見つかる。

などなど自分の起こす行動にも変化が見られます(というか行動を起こしたくなります)。そんなふうにして行動を起こすことで、見聞きしている潜在意識も変わるよ、そんなことを教えてくれます。

2024年もまもなく4分の1が過ぎようとしています。今年やりたかったこと、実現したことはできていますか?私はまだまだ。だからこそこちらの一冊でバグをとって行動し、無意識の選択も良いものにしたいと思います。


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