その男、幽霊?〜Come back HAPPY㉑
連載もとうとう20回目となりました。
途中から見つけられた方は、
最初から読んでみようなんて思えないかもですね(^_^;)
原稿用紙の枚数でいけば十分に長編小説の範疇になってしまいました。
でも、ここまできたら捕獲まで、ぜひお付き合いお願いします。
そして、その後に用意している様々な後日談にも。
それでは、前回の続き
「今まで見たことのなかったもの」のお話から。。。
って、狙ったわけでもないのになぜ8月13日の投稿にこの部分が。。。。。。。
2023年7月2日(日)
日付が変わってまもなくの頃。
ここは、文章化して創作が入らないように、
当時のグループLINEの履歴でご覧ください。
00:09 私 「数年ぶりに見えたんですけど」
00:10 妻 「何が見えたの?」
00:10 わーこ 「バケたん光りませんでしたが、
◯◯(注:車名)の横を人が通ったように見えました」
00:10 わーこ 「誰かいました」
00:10 私 「 ちょっと細身の男の人じゃないですか?」
00:11 わーこ (驚きのスタンプ)
00:11 カズ 「そこから見えたんですか(?)」
00:12 わーこ (焦るスタンプ)
00:12 私 「車から一番近い向かい側の街灯の下あたりから、
向こうに向かって歩く男の人が、
10メートルくらい歩いて消えました」
00:13 カズ 「わーこが降りてくる前に、
カメラのセンサーが反応して赤く光ってたんですよ(笑)」
00:13 わーこ 「バリアモードしないと」
00:13 私 「学校から下りて歩道歩いたんですね」
00:14 妻 「もしも、本当に見えたならハッピーと繋がるんじやない?」
00:15 私 「別物だと思うよ。いつもいるけど、
たまたま波長が合ってしまったのかと。」
00:15 妻 「嫌な感じがした?ただ、見えただけ?」
00:16 私 「 怖くはなかったから、悪い物じゃないと思う。
単なる地縛かなぁ。」
このあとは、みんなで、ポジティブ思考で、
HAPPYが捕まるための笑い話にして盛り上がりました。
しばらくの間
「HAPPY来てー!」
などと盛り上がってたこんな時間に、
赤色灯を回しながらパトカーが走って行くのも初めてのこと。
そして、そろそろ終了後の置き餌の段取りの打ち合わせをしていた頃
01:21 わーこ 「さっき来てた黒猫が今捕獲器にかかりました」
あとからカメラの映像を調べると、やっぱりどこかで見ていたのでしょう。
皆が帰ってすぐの2時40分にHAPPYが仕掛けのご飯を食べに出てきていました。
そして、坂下におりていく姿でHAPPYの映像はおしまいに。
もしかして、HAPPYは日中、家の近くにいるのでは?
の疑問が皆の心に引っかかります。
そして、4時ころに、仕掛けの残ったご飯を食べたキツネが、
駐車場で黒猫が入ったのではない、
坂の仕掛けのすぐ上に設置していた捕獲器に捕まり、
10分ほどで中から捕獲器を壊して出ていっていました。
そうそう、
前日最後にわーこさんが見たという黒い生き物は、タヌキでした。
そして、わーこさんと私が見た男の人は、
タヌキが化けたのだろう!
と、無理やりオチをつけてこの話題は終了に(笑)
この夜の捕獲作戦開始直前、カズさんからこんな質問が。
「あ、あと考えたんですが、、、、
お隣さんの車庫って車入ってるのかなぁと。
道路を渡ってお隣さんの敷地に行く時、
もしかしたらシャッターが少し空いてれば中に入らないかな?!
と思ったんです。
ここまでくると、どこかに閉じ込め作戦かなと🤣」
以前からHAPPYが早く捕まってくれるようにと、
時間がある時は独自に探しに出てくださっていたお隣さんです。
「閉じ込められた猫の捕獲なら絶対にいけます」
という、心強い「ソラネコせたな」カズさんの言葉を受け、
お隣さんに車庫の使用をお願いに行ったところ、
この提案には、すぐに快諾していただき、
捕獲作戦中は、毎晩わざわざ車を車庫から出していただけました。
さぁ、これでHAPPY捕獲時の環境がほとんど整いました!
続く