止まらない円安と仮想通貨暴落
おはようございます。
本日は連日ニュースで取り上げられている急速な円安と暴落している仮想通貨市況について、個人がとれる最適戦略をまとめました。
簡単に自己紹介です。
私は2016年頃から株式投資を始め、2021年からは仮想通貨にも投資をしています。株式投資のポートフォリオは米国高配当株、オルカンをNISAで積立をしており、資産規模は1000万円以上です。仮想通貨のポートフォリオはETH、BTC、BNBなどの主要銘柄を中心にステーブルコインをDefi運用する戦略をとっています。仮想通貨の収益としては年間平均で100万円ほどです。毎朝ログインして市況をチェックし、おいしいエアドロ情報がないか確認するのが日課になっていますが、基本はほったらかしでOKなので時間がない共働き夫婦には特におすすめです。
*エアドロ:新規プロジェクトのローンチの際に、プロジェクトを使ったことのある人に向けて無料のプレゼントが送られる習慣が仮想通貨界隈ではよくあります。今年の3月以降にもらえたエアドロだけで、円安効果もあり100万円相当の価値がありました(WormholeとNinja)。
①基本方針:脱日本円!
円安が進んでいる背景としては、金融緩和によって日本円の供給量が多くなっていること、日米の金利差などいろいろな背景があります。日本が低金利でアメリカが高金利の状況では、日本円を売ってドルを買うほうがメリットがあるのでドル高円安が進むという話です。ドル円レートは直近1年間で130円→160円になりました。単純計算で約20%円がドルに対して安くなっています。日本円しかもっていない一般的な日本人は円ベースの資産額が変わっていなくても、ドル換算すると20%も資産価値が落ちているということになります。
ドル高円安が今後も進むかどうかは誰にもわかりませんが、少なくとも円安を考慮した対策が個人レベルでも求められています。
②税制優遇制度をフル活用してインデックスファンドを購入
サラリーマンができる円安対策として最も簡単なことはドル建てのインデックスファンドを積立NISAもしくはiDECOの設定することでしょう。もちろん、ドル建てやユーロ建ての個別株でもよいと思いますが、素人がなんとなく選んだ銘柄で勝てるほど株の世界は甘くありません(短期投資ではなく、長期投資目線であれば個別株よりも投資信託のほうがリスクが分散されています)。私は積立NISAやiDECOで買うのはオルカン一択かなと思います。投資信託を買う際には、ファンドの総資産額と信託報酬に注意して設定すればよいと思いますが、最低水準のファンドで全世界株に投資しているものであればどれも大差はありません。実際に楽天証券を使っている私は、楽天・オールカントリー株式インデックスファンドを年初から10万円ほど積立NISAの枠で買付をしています(業界最低水準の信託報酬0.0561%)。SBI証券であればeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)を買っておけばよいかと(信託報酬0.0577%)。
自分の投資に対するリスク許容度の範囲内で、上記のインデックスファンドを定期的に買付をしていきましょう。一般的には若い人ほど収入が増える可能性が高いためリスク許容度が高く、高齢になるほど資産を取り崩すフェーズに入るためリスク許容度は下げたほうがいいと言われます。だけど、こればっかりはリスク資産を買ったときの自分自身の反応をみて決めるしかありません。完全にNGなのは四六時中株の価格が気になってしまうようであれば、リスク許容度を下げたほうが良いです。
私のポートフォリオは米国株やドル建ての投資信託が80%で現金比率が20%となっており、かなり日本円の割合を下げています。
③仮想通貨の収益について
仮想通貨の収益は現状ドル建ての銘柄がほぼ100%となっている関係で円安が進むほどに収益が増えていくおいしい構造になっています。
私の考える最適戦略は以下のとおりです。
・時価総額の高いコインに集中投資する(BTC、ETH、BNB)
・上記コインを使って、ステーブルとのLPを組み流動性を提供する or Lendingを行い、収益を得る。
・余った余剰資金はステーブルコイン(USDCなど)にして、IBC内のKujira Orcaの入札に参加する。
・余力がある人はエアドロ狙いの各種PJに参加する(SNSのXや仮想通貨オンラインサロンに入って質の高い情報をゲットするのがポイント。私はイケハヤさんのICLに2021年から参加しているおかげでDefiやNFT、Stepnバブルも乗ることができて、資産を大きく増やすことができました)
上記の戦略をとったおかげで年初からボーナス一回分を超える収益が得られています。ポイントは値上がりを期待して短期売買をせずに長期でホールドすることです。Defiは超低金利の日本と違い、値下がりのリスクが低いステーブルコインを用いて、10%以上の利回りを出すことが可能になるので、アルトコインよりもステーブルコインをうまく運用することが賢い選択だと思います。
私はKujira内で使われているUSKをLendingすることで20%以上の利回りを得ています。USKをLendingして得られるxUSKを用いて清算botであるOrcaに入札できるため、利回りを得つつ、相場暴落時でも資産を手堅く増やす機会を狙っています。Orcaはまだ参入者が少ないですが、Terra時代から開発が続いており、ハッキング等もされたことがなく、信頼がおけるプロダクトだと感じています。