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子育てするなら埼玉や神奈川ではなく東京に住むべき理由(もらえるお金の比較)

割引あり

この記事では子育てする場合に東京と埼玉のどちらに住むべきかについて、経済的な側面からまとめました。

私は30代の会社員で3児の父親です。妻は第二子が生まれたタイミングで退職し、今は自宅で個人事業主として働いていますが、まとまった収入は見込めないので実質私の稼ぎのみです(年収700万円)。職場は所沢にあり、上の子が小学校に入学するのを機に戸建てを購入することに決めました。はじめは建売を考えていましたが、家の性能や経済的な側面から戸建てを建築することにしました。場所は清瀬市で東京都の中では比較的土地が安い地域です。このあたりの経緯についてもnoteでまとめますのでお楽しみください。


018サポート

2023年度から東京都独自の施策で、子供一人あたり毎月5000円がもらえる制度になります。しかも、この施策は所得制限がないため、児童手当がもらえない1000万円以上の収入がある家庭でも、もらえる嬉しい制度です(我が家は年収700万円です)。
我が家の場合はこどもが3人おり、7歳、4歳、1歳から、もらえるとすると単純計算で252万円ほどの収入増となります(2025年から18歳まで給付される計算)。252万円は結構大きな金額で引っ越すモチベーションとしては無視できない金額です。一括でもらえるわけではないので制度がなくなることが心配されていましたが、小池さんの都知事続投があり、なくなる気配は今のところなさそうです。

高校無償化

2024年度から東京都は私立高校を含めて実質無償化の方針を示しました。概要は以下の通りです。
・所得制限の撤廃: これまで年収910万円未満の世帯が対象でしたが、2024年度からは所得に関わらず全ての世帯が対象となります。
・公立高校: 年間11万8,800円の授業料が実質無償化されます。
・私立高校: 年間48万4,000円を上限に授業料が助成されます。

対象は都内在住の生徒・保護者であるため、東京都に住んでいれば恩恵を受けられます。
私立高校の1年あたりの平均授業料は、東京都で47万、埼玉県で38万。東京都のほうが9万円高かったが、高校無償化により圧倒的に東京都に住む方が子育てにはお金がかからない計算となります。
子供を私立もしくは公立の高校に通わせた場合の東京と埼玉の比較結果は以下になります。

東京と埼玉の学費比較

埼玉県在住で3人の子供を高校に通わせると、最大で342万円かかるのに対して、東京都では私立でも高校でも0円。埼玉県でも将来的には無償化する可能性もありますが、少なくとも現段階では圧倒的に東京都在住が有利です。

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