ネット選挙という下克上
こんばんは、しまひろゆき です。
昨日ホリエモンのこの動画を見ました。
これを見て思ったことを少し書いてみたいと思います。
票集め合戦で起きていること
残念ながら政治は世の中の票集め合戦が強いと思っています。
多数決という投票で政治資金が動き、投票率の高い所が優遇されてくることが起こっているのです。
ホリエモンも話していましたが、票集めのために、ある施設を訪れて活動を行うことは疑問が残ります。
本当に必要なことをするのではなく、票集めのための活動をしている。もちろん当選しなければ、活動も何もできないのですが、当選した後の報酬が目的ととられかねない、自分都合の活動が起こっているように感じます。
現職議員が恐れていること
結局これは高齢化社会によって、投票権の持つ人口比率や投票率の高い人口が高齢者に集中しているから起こっていることです。
ところが投票に行っていない若者の比率も高いわけです。選挙の投票率は大体が50%前後です。ということは、50%前後の投票で、いくらでも当選者の中身は変わってきます。
時代は徐々にネットの時代に入ってきました。ネット社会の中心は主に30代以下の世代でしょう。ということは、選挙を投票所で行うのではなく、ネット選挙で行った場合、投票年齢の分布は大きく変わり、当選者の内訳も大きく変わる可能性があるのです。
これはもしかすると、現在の議員の方々が恐れていることかもしれません。
若者を動かす力が政治を変える
では、どのような人が若者を動かす力を持っているのでしょう。それはインフルエンサーと呼ばれるような、SNSで活躍する人たちです。
この中にホリエモンも入ってくるでしょう。また政治家として活動しながらSNSを多く活用する人たちも残っていくでしょう。
つまり、若者が見るSNSなどでの政治活動が中心になった時、インフルエンサーとしての力をもった人が政治を変えていくのです。
時代の変化をみたい人は多い
その先駆けがネット選挙になるでしょう。そしてホリエモンが発言しているのは、社会の変化について訴えているのに加えて、自身が都知事選挙に出た場合、有利になる手段を発信しているのかもしれません。
政治を変えていくような影響力のある人を応援する人は多いです。そして、時代が変わっていくことを望んでいる人も多いです。
そして今の若者の多くは、凝り固まった政治に飽き飽きしていることは確かです。
変わらないもの、自分の不利になることを変えていきたくない大人たちと付き合うことをしたくないと思っているのです。
心の中では、時代の変化を待ちわびているのです。
応援という結束
自分が先頭に立って、政治を変えていくのは嫌だけど、そのような心意気を持った人を応援したい人は多いです。
無責任と言われるかもしれませんが、応援したい人を見つけることで、意志が結束し、力となって大きなものを動かすのだと思います。
そのスタートとなるのがネット選挙だと思います。いつになるか分かりませんが、ネット選挙が始まった時、少しずつですが政治の流れが変わり、時代も今までと違った方向へ変わっていくのではないかと期待しています。