価値の変化
こんばんは、しまひろゆきです。
今日は世の中の価値の変化についてのお話をしたいと思います。
物から体験
よく若者が物の価値から体験へと価値を移していると言われます。私もまだ若い部類に入ると思うので、この考えはよくわかります。
単純に物を持つことに興味が薄れてきています。車、財布、時計。たとえ高価な物であっても、それほど欲しいとは思いません。
それよりも欲しいと思うものは「体験」です。自分がまだ経験したことがないことを経験してみたい、行ったことがない場所へ行ってみたい。
つまり成長した自分に出会いたいと思っている人が多いということです。
長文から短文
今度はネットでの情報で考えてみたいと思います。ニュースや記事など、即効性が大事な情報を見る習慣は変わりません。
ところが今は長文のものより、短文のものの方が好まれます。人との会話も長文が書けるメールからチャット形式の短文会話に変わってきています。
見る情報量が多くなったことで、一つの長い記事などを読むのでなく、短く端的に書かれた情報を幅広く取り入れたいと思われているのです。
完成から途中
今度はSNSなどの個人発信で考えてみます。今までは成功していない人の情報でなく、成功者の情報を仕入れたいと思われていました。
出来上がったもの、完成したものはみんな「すごい!」と思いますが、多くの人が成功してから発信をするようになったことで、完成した状態への興味が薄れてきています。
見たいもののニーズが完成したものではなく、完成される前のもの、途中の過程を見たいニーズが高まっているのです。
これは地下アイドルを応援する心理に似ています。まだ有名じゃないから、自分が応援して成長していって欲しい。そんな育てていきたい気持ちが生まれてきているのです。
単体から複数
これらの変化は、実は現在のコロナの影響にも繋がってきていると思っています。
今までは大きな集団に属することの方が安全だと思われていました。確かに大小問わず、集団に属する方が生物学的な観点からも安全だと思います。
ではこれからどんな変化が起こってくるかと予想するかというと、単体所属から複数所属へと個人が属する集団が変わっていくと思われます。
要は単体組織だけに属しているのではなく、複数の団体、チーム、コミュニティーに入ることが、生活習慣の価値変化として起こってきます。
例を出すと、会社も複数に所属する。もちろん収入源が複数に分かれる。そこからプライベートの繋がりも複数にまたがっていく。など、今まで一つだと思っていたものが、複数のものに広がっていくのです。
最後に
価値の変化というのは、これからもいろいろなもので起こってきます。その中で私がこれから変わっていくと思っているのは、以下です。
・財布、鍵、クレジットカード → 人間ICチップ
・バス、タクシー → 自動運転カーシェア
・教育の自由競争 → 価値の高い教育をオンライン受講
・人口の都市集中 → 地方分散、地方主要都市の価値増加
・店舗型サービス → 派遣型、宅配型サービスへ移行
・労働の自由化 → 場所、時間、内容が選択可能
ぜひ皆さんも様々な価値の変化を捉えて、自分の行動の参考にして欲しいと思います。
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