料理で鍛える時間管理術
こんばんは、しまひろゆきです。
皆さんは自炊をしていますか?
家にいることが多くなったことで、健康を考えるようになり、自炊をして食事から健康を考える人も増えてきたのではないかと思います。
私も自炊をするようになってから気付いたのですが、料理は時間管理術が自然と磨かれるものです。
特に男性の方は、普段料理をすることが少ないと思いますので、あまり想像できないかもしれませんが、続けてみるとよくわかります。
予測できないと美味しいものができない
なぜ料理で時間管理術が磨かれるかというと、それぞれの工程を時間通りに行わないと美味しい料理ができないからです。
例えば、カレーを例に説明したいと思います。
野菜(たまねぎ、人参、じゃがいも)と肉(牛肉、豚肉、鶏肉など)が材料になりますが、たいていは野菜と肉を切った後、炒めます。
この時にコンロが1つだと、野菜から先に炒めて、肉をその後炒めます。コンロが2つだと、炒めるフライパンと、カレールーを作る鍋の両方を同時進行させます。
手順と時間が大事
この時に大事なのが、手順と時間を予測した調理をすることです。
野菜は炒めすぎると、とろけたり、形が崩れたりしやすくなります。肉は炒めすぎると硬くなってしまいます。そしてこの後、鍋で煮詰めるわけですから、それを計算した炒める時間にしないといけません。
次に調味料の量です。野菜に塩などを適量つけて下味をつけておきます。肉は塩に加えて、ニンニクや生姜を入れるなどして臭みを取り除いておきます。
このように手順と時間を考えておかないと、鍋に入れる前で既に味の差がついてしまいます。
隠し味が差別化のポイント
さて出来上がった材料をここで鍋に投入します。
ここでのポイントは煮詰める時間と隠し味を入れるタイミングです。量にもよりますが、4人前程度であれば、10分ほど中火で煮込めば、全体的に火が通ります。できれば火が通りづらい人参を下の方に入れるといいでしょう。
10分経過したら、火を止めてルーとナッツメグ、ターメリック、ブラックチョコなど、隠し味を投入し、かき混ぜます。
全体的に混ざってきたら完成です。
料理とビジネスとゴルフ
このように時間を計算して、いいものを作り上げるのはビジネスも同じです。
メニューを見るのは、マーケティングです。どのようにすれば美味しい料理ができるかを調査します。次に実践に入ります。
どんなタイミングで、どの商品を市場に投入するのか、変化が出てくれば、どのように対処するのかを実践して、修正していきます。
それがうまくいくと成果という結果を得れます。
実はこれはゴルフも同じことで、ビジネスマンにゴルフ好きが多いのは、計算して実践しないとうまくいかない所に共通点があるから、ゴルフにハマるビジネスマンが多いのです。
うまくいかないから楽しい
このように考えてみると、人はうまくいかないものに興味をもち、楽しんでいるのです。
そしてビジネスだけでなく、日常生活でもいろいろな場面で、ビジネスの擬似体験ができる環境があります。
これをうまく活用してビジネスの実践に活かしていくと、さらにまたおもしろい体験ができるのではないでしょうか。
最後に、せっかくカレーの料理を例にお話したので、私がおすすめのカレーレシピをご紹介して、今日の記事を終わりたいと思います。