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幸せもストレスかもしれない

幸せすぎて怖い。
残念ながら、私はそこまでの幸せを感じた事はない。

「幸せすぎて怖い。」
それは、一度でいいから声に出して言ってみたい憧れのワードだ。

幸せは一種のストレスである。

そんな説を昔、何かの本で読んだ事がある。

「幸せすぎて不幸に感じるなんて、まったく贅沢な悩みだよ。」と、その本を読んだときは思っていた。

進学や家庭問題など、何一つ自分の思い通りにいかなかった時期の事だった。やっかみ極まりない。


だけど「不幸すぎても、幸せすぎても、人の心はストレスを感じる」というのは、本当の事なのかもしれない、そう思える出来事が最近あった。

大好きなブロガーさんが鬱病になってしまったのだ。

そのブロガーさんは、ほのぼのとした日常の様子をユーモアを交えて綴っていた。

ご自身の才能を活かした専門職に就き、職場での人間関係も良好。

理解ある優しい旦那さんと結婚し、
仕事も私生活も順調そのもの。

SNSの投稿もバズりまくりで、更には投稿をまとめた本の出版も決定。

まさに 順風満帆 そのものではないか。

しかし彼女は鬱病になってしまい、先日仕事を辞めた事が発表された。

もしかすると語られていないだけで、辛い出来事があったのかもしれない。

幸せな成功者そのものであっても、本人にとっては幸せを感じられないという事も多々ある。
真実はわからない。

しかし、私にとっては「幸せそのもの」と思えた人が鬱になったのは事実だ。

幸せのキャパシティ

人が受け止められる不幸と幸せのキャパは決まっていて、許容量をオーバーすると心は不安定になってしまうのかもしれない。

不幸が重なっても、良い事ばかり続いても心はパンクしてしまうのだ。

「幸せすぎて怖い」というのは、これ以上幸せになると、心のバランスを壊してしまうという警告サインなのかもしれない。
そんな事を思った。

難しいな。人の心って。

本日、俳優の深田恭子さんが適応障害のため休業することがわかった。

デビュー当時からずっと人気者で仕事も順調だった深キョン。
彼女みたいになりたいという人は大勢いるだろう。

そんな彼女も体調を壊してしまった。

幸せとか成功って、なんなんでしょうね。うーん、難しい。

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