それはまるでInstagramの世界のよう
2020.01.11
今年初めての美術展は、
横浜美術館で開催されていた、
オランジェリー美術館コレクション
〜ルノワールとパリに恋した12人の画家たち〜
それまで、ルノワールの絵は綺麗でふわふわしていて、
喜怒哀楽の「怒哀」が無く、物足りないなと感じていた。
この美術展で、
「絵は好ましく、楽しく、きれいなものでなければいけない。
人生には不愉快なことがたくさんある。これ以上、不愉快なものをつくる必要はない。」
という、ルノワールの言葉・信念を知り、
見方や感情が変わった。
辛いことや悲しいことも、震える位怒っちゃうこともあるよね。
でも、幸せや綺麗な瞬間を切り取って残そう。
ルノワールの絵は、
まるでInstagramの世界観だと感じた。
私は特に、ルノワールの絵の背景の色が、光が好き。
さて、なんでもない今日の一日も、
ちょっとだけフィルターを掛けて、楽しく過ごそう。