孤独が教えてくれたこと
緊急事態宣言によるテレワークが始まり数週間、
私の心はとても穏やかだった。
何しろ、不機嫌な人も怒っている人も周りに居ない。
居るのはごきげんな私、ただ一人だけ。
穏やか以上にやる気にも満ち溢れていた。
仕事にしっかり取り組んだ上で、
体力も時間もある。
スーパーキノコを食べたマリオ(昭和)
ドラえもんを手にいれたのび太(昭和)
テクマクマヤコンとともに回転するアッコちゃん(昭和)
テレワーク中の私(令和)
は、その位無敵だった。
あの日までは。
ある日、少し辛い出来事が起きた。
起きたというか発覚した。
特に誰かに傷つけられたとか、そんなことではなく
「やらなかった後悔」系の出来事。
するとご機嫌率100%の空間が、
悲しい・やるせない率100%の空間になったのだ。
それは突然に。
そして私はいつものように、
起きた出来事と感情をノートにしたため、
なぜ?を繰り返し自分に問うた。
根っこが分かると、自然とモヤモヤが晴れる。
一人で過ごすということは、
心地よさも、辛さも、全ては自分次第。
不機嫌なあの人も、面倒なあの人も、
実は気持ちを紛らわしてくれる存在なのかもしれない。