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第15回核融合エネルギー連合講演会で講演致しました

2024年6月13日(木)から14日(金)にかけて、青森県八戸市で開催された第15回核融合エネルギー連合講演会〜フュージョンエネルギーによる脱炭素社会の実現〜(主催:プラズマ・核融合学会、日本原子力学会)に幸運にもご招待頂き、「官民連携で加速する核融合技術開発: 気候技術イノベーション研究の成果」と題して恐縮ながら話題提供させて頂きました。

本講演会は、核融合エネルギーの研究開発に関する幅広い議論を行い、関連技術の総合化に向けた理解を深めるとともに最新情報を社会に発信することを目的として、1995年より隔年で開催されています。

近年、気候変動緩和技術として核融合への期待が高まっている核融合技術の実現には、中長期的な展望を持った支援が鍵となります。気候変動イノベーションに関する最新の研究動向を紹介しながら、Sustainability Transitions Researchで用いられるエネルギー技術イノベーションシステムの観点から核融合における官民連携や民間投資の継続性の重要性をご紹介させて頂き、核融合コミュニティの皆様との有意義な意見交換ができました。

適切な資源動員が継続されなければ、人類は重要な緩和技術の選択肢を失うリスクがあります。今後も持続可能性に取り組むアカデミアの立場から、気候変動対策におけるイノベーションの役割と課題の研究に取り組んで参ります。

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