「若いうち」とはいつのこと?

フロンターレ戦のハーフタイムで、西城秀樹さんの肉声と共に、YMCAで盛り上がってきました。YMCAの中で一番印象に残る歌詞が「若いうちはやりたいことなんでもできるのさ」という部分です。この言葉を聞いたときの反応は2種類に分かれるなと感じました。

まず一つ目は、「若いうち」というのは、10代・20代前半を指すという人。若い頃にやりたいことを何でもやっておくべきだという考え方です。確かに、若い頃はエネルギーもあり、失敗してもやり直せるという特権があるので、この考え方も納得できます。

もう一つは、残りの人生で最も若い日、つまり「いまこの瞬間」を指すという人。年齢に関係なく、今この瞬間こそが最も若い時であり、やりたいことを始めるのに遅すぎることはないという考え方です。この視点を持つことで、年齢にとらわれず、常に新しいことに挑戦する気持ちを持ち続けることができます。

やりたいことは何でもできます。もちろん、すべてが思い通りにできるなんてことは、他人との関わりを持って生きている以上は不可能です。しかし、諦めることは絶対にありません。そのやりたいことを分解して、自分一人の範囲でできることから手をつけたらいいのです。

たとえば、ある大きな目標があったとして、それを小さなステップに分解して、一つずつ実行していくことが大切です。そうやって熱中して取り組んでいると、まわりも氣になって聞いてきます。聞いてきたら、自分の思うことをそのまま述べたらいいです。それに共感してくれたら、その人は仲間となって自分と一緒に動いてくれるようになります。

自分のやりたいこと、思っていることを話してみる。まずはここからです。話すことで、自分の思いが明確になり、行動に移しやすくなります。そして、共感してくれる仲間が増えることで、自分一人ではできなかったことも実現できるようになります。

結局、やりたいことを実現するためには、自分自身の意志と行動が必要です。今この瞬間を大切にし、できることから始めてみましょう。誰にでも、やりたいことを実現する力は備わっているのです。それを信じて、一歩踏み出してみてください。

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