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私的夏からの昇格降格戦線予測

※これはあくまでも私自身の意見です。

 クラブユースの夏がやってきた。
大体この季節が来るまでにそれぞれのクラブがシーズン前に設定した
目標と実際にシーズンを動かして得た現実の結果を見比べて、
様々な手を打つ。

 ここに将来の姿にほぼ近いユースがどこまで踏ん張れるか、
この掛け算・割り算が自分はものすごく楽しいわけで。

 その前に去年の上位陣、トップチームはけっきょくどうなったの?
というお話から。

優勝名古屋グランパスU-18→硬く叩けなくなり、超攻撃的守備に方向転換
準優勝北海道コンサドーレ札幌U-18
→会社の偉い人がリーグの偉い人に移った、芝生の上は可もなく不可もなく
第3位鹿島アントラーズユース→新しい要素を加えてより強くなった
第3位浦和レッドダイヤモンズユース→リーグはダメだがカップ戦は強い
というように、残留争いには少なくとも巻き込まれていない。

 この点を踏まえて、今シーズンの全クラU-18の出場クラブを表にして
貼り付けてみる。

出場クラブトップチームの前半戦取得勝ち点・生き残りに必要な勝ち点とその差

 Jリーグという「競争」が今までのように「トップチームだけ強化しても
そこそこ程よい立ち位置に収まる」という時代は終わり、U-15.U-18まで
巻き込んだ「各クラブの総力が問われる競争」へと、変化していることが
今シーズンの出場チームの顔ぶれに表れている。

 要は、バランスよく強化していかなければ生き残ることができない。
このバランスが問われる夏がやってきた、ということ。
この夏の結果次第では明るい希望をあきらめなくてはいけない、
という苦しいことが起こるかもしれないけれど、しかたがない。
勝つも歴史、負けるも歴史、それを受け止めるしかない。


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