朝、起きられない、ということ。
朝、起きられないということは大変だ。
まず、会社や学校などの社会が設定した始まる時間に間に合うことが
できず、遅刻という不特典が付いてくる。
この不特典が累積すればするほど、社会からの信用を無くして
排除されてしまう。
しかし、これは本人の不注意なのだろうか?
朝起きられないということは夜、きちんと眠れない、ということだよね、
どうして夜眠れないのだろうか、ということを考えたら、あることに
たどり着いた。
脳味噌が過剰に活動している。
人はいろいろなことを考えている。
ということはなにかしら考えて生きている。
けれども、この考える、という脳の処理作業がうまくいかなくて、
脳味噌が始終動きすぎて、休む暇がなくなったら、夜寝るときでも
ぐるぐる脳味噌が考えることを処理し続けているから、寝ようとしても
処理した結果が強いイメージとして鮮明に表れる。
自分の場合は子供のころにうっかり見た大阪の某葬儀屋さんや
害虫処理業者のいい意味で目立つイメージが脳味噌の奥底に入っていて、
考えることを処理し続けている隙間にその強いイメージが入り続けて
寝ようと部屋を暗くした瞬間にイメージが脳味噌に入り込んで
こんばんわすると眠れなくなり、常夜燈が必要となる。
どうして脳味噌が過剰に活動するのか?
次は、どうして脳味噌が過剰に活動するのか、考えてみた。
自分の場合は、人間関係がうまくいかないことによって
脳味噌が過剰に活動しているのかもしれない。
相互不信からくる不安がひどくなるとどうしたらいいのか
わからなくなる、わからなくなるから行動することが怖くなる、
怖くなるストレスがより脳味噌を過剰に活動させる
(以下繰り返し)ということになっていたのかもしれない。
症状のタイプは人それぞれだから、一度リンクの記事を読んでみることをお勧めする。
自分はどういう対策を取ったのか?
自分の場合は、発達障害のアプローチで対策を講じることになった。
脳味噌が過剰に活動すると、疲労物質が脳味噌に溜まって固まると
頭を動かしただけでも疲労物質の塊がゴロゴロ動きまわって、
かなりしんどい、そのことを主治医に話して、疲労物質を溶かす
薬を処方してもらい、飲み続けていたら何とかなった。
眠れない、と感じたら気軽に病院に行く、自分の障害特性を
考えるきっかけにする、ということになったらいいけれど、
そうならないところが今の社会の良くないところなのかも。