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またVanMoofが壊れた

僕とパートナーが愛用しているVanMoofがまた壊れた。今回の故障箇所はブレーキだ。電動自転車でブレーキが効かないとなると、さすがに危なくて乗れない。
見た目も性能も気に入っていて、出来るだけ長く使いたいと思ってるだけに、こういうトラブルが続くとどうしても切なくなる。

実は去年、Xで知り合った中国人留学生に、壊れた電子パーツを交換してもらったことがある。彼はエンジニアリングの勉強をしていて、VanMoofに詳しいのもあって、僕の投稿を見て「手伝いますよ」って声をかけてくれた。
正直、最初はネットで知り合った相手に頼るのは不安もあったけど、会ってみると丁寧で、しかも手際が良くて驚いた。彼が言うには、VanMoofのシステムは面白いけど修理が特殊で、普通の自転車屋ではまず対応できないらしい。その時も彼のおかげで助かったんだけど、また別のトラブルが起きるとは思わなかった。

今回のブレーキ故障も彼に連絡してみようかと考えているけど、頻繁に手を借りるのも申し訳ない気がする。
VanMoofみたいなハイテク自転車は、便利さと引き換えにこういう修理の難しさがついて回るんだろう。

それにしても、良いプロダクトを作っても会社が倒産するっていう現実は、本当に厳しいものだと思う。
VanMoofのデザインや機能性には文句のつけようがないけど、ビジネスモデルとしてはうまく回らなかったのかもしれない。特にアフターサポートの問題や修理の難しさが、ユーザーにとっては負担になっていたんだろうな。
僕自身、こうして壊れるたびに「次どうしよう?」と悩むのが正直しんどい。それでも、このデザインが好きだから、簡単に手放せないんだ。

ブレーキが効かない状態で放置するわけにもいかないから、修理方法をもう一度探してみるつもりだ。
今は公式のサポートが期待できない状況だから、またあの留学生に相談するか、他に詳しい人を探すしかない。それがVanMoofに乗り続けるということの現実なんだろう。

良いものを作るだけでは生き残れないのが今の時代の厳しさだ。でも、VanMoofが生み出したものには確実に価値があったし、それがユーザーの心に残る限り、その存在は無駄にはならないと思う。

壊れるたびに手間はかかるけど、それでもこの自転車を愛している自分がいる。デザインが好きで、特別なものだと思える。だからこそ、もう少し頑張って使い続けていきたいと思ってる。

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