駅弁屋のお母さんの話。
あるテレビ番組からシェアさせていただきます。
"激レアさんを連れてきた。"という番組です。
簡単に人物紹介します。
三浦 由紀恵 さん
44歳まで一度も働いたことがなく、専業主婦として三人のお子さんを育て時間に余裕ができたときに時給800円の弁当屋さんのパートを始めます。わずか数年で年商10億の営業所を束ねる伝説のパートさんです。
なんと社会人デビューが44歳です!
●仕事を始めたキッカケ
ミウラさんは三人のお子さんのある程度の子育てを終え、週5回1日3時間のママ友のランチ会をしていました。
娘さんから空いてる時間に働いてみたらとおススメされ、娘さんが応募し上野駅にある弁当屋さんでパートをはじめました。
娘さんから半強制的に始めさせられたのです。
●整理整頓
初日からレジ打ちなどさせられて、流石にできる訳でもなく中々苦戦していました。
ミウラさんは"自分ができることをやろう"と切り替えたのです。
主婦を23年間の経験からお店の整理整頓をしまくっていました。
それと店で売っている弁当を全部試食し、商品知識を高めていきました。
これを生かして接客をしたら常連さんが付くようになったのです。
●職場改革
売れない弁当と売れる弁当なぜ同じ発注をするのか疑問を待ち始めます。
発注ミスからなる無駄を改善しようと考えました。店長さんへ伝えるも高圧的な形で返され聞いてもらえません。そこで本社へ直談判し、部長さんへ改善を求めました。
それから発注業務を任せれるようになりました。
どんどん売り上げを伸ばします。
お客様の声を聞いて反映していった結果、前年比の22%プラスの3300万円の利益増を出したのです。
2年後、店長となり8つの店舗を束ねるようになりました。
ちなみにまだパートさんです。
●大宮所長時代
52歳で正社員となったミウラさんは社長さんから大宮営業所の所長に任命されました。
ミウラさん自身はキャパオーバーで断るつもりでしたが、社長さんより赤字経営を立て直し改革を期待されて務めることになります。
最初はパート上がりということもあり、なかなか職場の人たちとコミュニケーションがとれず相手にされなかったそうです。
赤字続きだった問題点は発注ミスとスタッフの意識の低さでした。
最初は上からどんどん指示を出し、やりなさいと高圧的に命令を下すようにしていました。
全くといいほど協力を得られず、無視までされるようになります。かなり苦しかったそうです。
ミウラさんはふと上野時代、店長時代を思い出し低姿勢から協力してもらえるように指示を出すことにしました。
その結果たった1年で売り上げ5000万円とし黒字化成功しました。
最終的には年商10億に売り上げを伸ばしました。
●なぜこんな業績を残せたか
"働く人たちが楽しく元気よく働いたっていうのが一番大きい"と仰っていました。
特別なことを特段していません。
行動力と何をどうすれば改善できるか、どうしたら楽しく働くことができるか、一つ一つ一生懸命やってきた結果です。
歳とか関係なくいつからでも、人生を豊かにするチャンスはあるなと思いわずにいられませんでした。アグレッシブな方で勇気もたくさんもらいました。
ぜひ動画みてください。
弘中アナウンサーのプレゼンの仕方、ユーモアあって面白いです!